きっかけは１９９６年秋に名古屋で開かれた医協の学術報告会。留学同東海地方本部の医療系学生が分科会の受付などのスタッフとして参加しました。それを機に、学習会や忘年会など、医協東海支部の行事に医療系学生が毎年参加するようになったのです。医協会員がゴールデンウィーク前後に行うウリハッキョ（朝鮮学校）生徒の健康診断にも、９７年から学生が共に参加するようになりました。

　２０００年からは医師、薬剤師などの国家試験に合格したトンムを祝う「医協新人歓迎会」（医協主催）が開かれるようになりました。昨年１２月には３人の学生が大阪の共和病院で１日見学・実習を行っています。

　留学同東海地方本部の医療系学生と医協東海支部の交流は昨年度だけでも７回以上行われました。交流が深まる中、留学同の卒業生も自然に医協に参加するようになっています。

　会には、東海地方の医療系学生（医学部、歯学部、薬剤師、看護士、介護士、検査技師など）が所属しています。名古屋市立大学、三重大学、藤田保健衛生大学、愛知医科大学などの学生が主です。

　月に１度以上の活動を目標に、医協会員の診療所・薬局などの見学、医協東海支部の準会員として行事への参加など、活動内容も盛り沢山です。他地方の医療系学生・医協との交流も深めたいと思っています。

　代表は具滋樹さん（三重大学医学部６年生）。仲間募集中。

　△連絡先＝留学同東海ＴＥＬ　052・733・8739