米の軍事行動を黙認するな

労働新聞


 労働新聞6日付は、「9.11事件」に対する報復として行ったアフガニスタン戦争を一段落つけた米国が現在、その延長戦として「対テロ戦争」を世界的版図へ拡大しようとしているとして、次のように指摘した。

 ブッシュ政権は、朝鮮とイラクをはじめ各国に「テロ支援国」「ならず者国家」「危険勢力」といったレッテルを張り、「対テロ戦争」の対象に定め、第2段階の作戦へと移行している。

 米国の「対テロ戦争」は、その方法と性格、目的が示しているように、安定と安全を達成し、平和な秩序を樹立するものではなく、侵略目的と支配主義的野望を実現するためのものだ。「対テロ」の口実のもとに強行する米帝国主義の無分別な侵略行為と干渉戦争を容認するなら、世界の平和が破壊されかねない。

 世界の平和愛好人民は、事態の深刻さと重大さを深く自覚し、米国のいささかの軍事行動に対しても絶対に黙認してはならない。(朝鮮通信)

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