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大阪闘球団が11連覇
第17回ラグビー選手権 第17回在日本朝鮮人ラグビー選手権大会が18、19の両日、大阪・万博記念公園球技場で開催され、各地の朝鮮闘球団メンバーと同胞ラグビー愛好家、関係者ら400人が詰めかけた。 東京、愛知、大阪、京都、兵庫、福岡の各朝鮮闘球団と朝鮮大学校ラグビー部(2チーム)の計8チームが参加。昨年度の成績別に1、2部の分かれて試合が行われた。 1部決勝は大阪朝鮮闘球団(千里馬クラブ)と朝大Aチームとの間で争われ、結果42―19で大阪が11連覇を達成した。金秀男キャプテン(30)は「目標は全国クラブラグビー大会での優勝。12月の大会に向け、練習を重ねたい」と喜びを語った。 同時開催された朝高ラグビー部の交流試合には東京、愛知、大阪、神戸朝高が参加した。 なお、18日には在日本朝鮮人ラグビー協会総会が開かれ、全源治名誉会長、金武正会長、金信男理事長が選出された。 兵庫の留学同、民団青年会新開地パレードに合同で出演 18日に行われた神戸新開地パレードに留学同兵庫地方本部の学生と神戸朝鮮初中級学校舞踊部、民団傘下の同胞と青年ら40余人が合同で参加した。総聯と民団がともに新開地パレードに参加するのは昨年に続き2回目。 留学同兵庫委員長が先頭で統一旗を高く掲げ、続いて留学同の学生と民団同胞が400年前の朝鮮通信使を真似た衣装をまとい、堂々と行進した。民団青年会メンバーのサムルノリ、神戸初中生徒の朝鮮舞踊がこれに続き、観衆の拍手と声援を浴びた。 留学同の河忠孝さん(神戸大学4回生)は、「朝鮮人として意義深い貴重な体験だった。日朝の歴史ある友好関係を日本の人たちにもっと知ってほしい」と話していた。 金委員長、シリア議員団と会見、東ティモールに祝電 最高人民会議常任委員会の金永南委員長は24日、万寿台議事堂でシリア朝鮮親善議員団代表団(団長=サード同議員団委員長・人民会議書記長)と会見した。 朝鮮シリア親善議員団の廉順吉委員長(朝鮮職業総同盟委員長)ら関係者、駐朝シリア臨時代理大使らが同席した。 また金永南委員長は21日、東ティモール民主共和国のグスマン大統領に祝電を送った。 そのなかで金委員長は、東ティモールの独立国家宣布とグスマン初代大統領就任にあたり、大統領に熱烈な祝賀を送った。(朝鮮通信) 楊副委員長ら離任のインドネシア大使と会見 最高人民会議常任委員会の楊亨燮副委員長は22日、万寿台議事堂で離任のあいさつに訪れたエペンディ駐朝インドネシア大使と会見した。 これに先立ち、15日には金鎰武l民武力部長(朝鮮人民軍次帥)、また14日には白南淳外相も同大使と会見した。金人民武力部長との会見には朝鮮人民軍将官、軍官、駐朝インドネシア大使館参事が同席した。(朝鮮通信) 論評の価値ない米国務省の「テロ年次報告書」 朝鮮外務省スポークスマンは24日、米国が最近、テロ問題を口実にしてまたも朝鮮に言い掛かりをつけていることに対し、朝鮮中央通信記者の質問に次のように答えた。 21日、米国務省は「テロに関する年次報告書」を発表し、朝鮮がテロに反対するというものの、そのための実質的な努力をしていないと難癖をつけながら、朝鮮をふたたび「テロ支援国」に指定した。 米国が自国に従順でない国々に「テロ」のレッテルをはるのは、「ムチの政策」を追求するための常とう手段である。 国際テロの元凶として、人々の非難と嘲(ちょう)笑の対象となっている米国が、自分勝手に作成して発表した「テロに関する年次報告書」は事実上、論評する価値すらないものだ。 米国が誰も認めない「テロ」のレッテルをはりつけようとつけまいと、構わないというのがわれわれの立場だ。(朝鮮通信) |