羅先地域で貿易展示会

6月10〜20日、コンピューターなど


 朝鮮国家観光総局のホームページによると、6月10〜20日に朝鮮の羅先地域で国際展示会が開催される。羅先地域では96年9月と98年9月の2回、国際投資会議が開催されたが、展示会ははじめての試みとなる。

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 朝鮮は今年に入り、このような展示会を積極的に開いている。

 4月20日には中国・北京で朝鮮コンピューター・ソフトウェア展示会が初めて開かれた。5月には5回目となる平壌国際商品展覧会が、15の国と地域、160余の企業が参加して行われた。9月には平壌国際技術インフラ展示会が予定されている。

 朝鮮当局によると、羅先地域では現在200社以上の外国投資企業と事務所が加工産業、中継貿易などの産業活動を行っている。だが、外国企業の投資が思った以上に集まっていないのが偽らざる現状だ。

 「このような状況を打開すべく考え出した方法が羅先国際貿易展示会であろう」と観光総局のホームページは指摘する。

 ホームページに掲載された展示会の概要は以下のとおり。

 期間 6月10〜20日
 主催 羅先経済協力会社
 後援 朝鮮国際展覧社
 開催場所 羅先国際卸売市場
 展示面積 屋内5000u、屋外10000u
 展示品目 コンピューター及び周辺機器、電気電子製品、通信設備、発電機、医療機器、家庭用製品、食品加工機械及び原料、農業機械及び種子、文具用品、消費財生産機械及び原料

 朝鮮国家観光総局のURL=http://www.dprknta.com/

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