経済協力推進委第2回会議延期

北側代表団声明(要旨)


 北南経済協力推進委員会北側代表団は6日、7日からソウルで予定されていた第2回会議が開催できなくなったことと関連し、要旨次のような声明を発表した。(朝鮮通信)

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 北南共同報道文(4月5日)の日程に沿ってわが方は、第4回離散家族・親せきたちの金剛山再会に続いて、北南経済協力推進委員会第2回会議が予定通りに開かれ、良い結実をもたらすことができるよう準備を急いできた。

 しかし、すでに報道されているように南朝鮮の外交通商部長官は共同報道文が発表されるや米国を訪れ、共同報道文の履行に逆行する妄言を吐きながら北南対話再開に水を差す行為を働いた。

 このような行為は、共同報道文を意図的にくつがえし民族同士、対話も協力もできないようにする重大な挑発である。

 これと関連してわが方はすでに、背信的行為が北南関係に及ぼす影響の重大性について指摘し、南側当局が本当に6.15共同宣言の精神に沿って北南関係を前進させていこうとする立場ならば、外交通商部長官の行為について謝罪し、責任あり納得できる措置を取るよう求めた。

 しかし、南側当局は挑発的な言動が行われてから相当の日時が過ぎた今日に至っても、責任あり納得できるいかなる措置も取らずにおり、目の前に迫った北南経済協力推進委員会第2回会議が予定通り開くことができないようにしている。

 南側当局はこれに対し、当然の責任を負わなければならない。

 北南経済協力推進委員会北側代表団は、今回の第2回会議が南側当局者の無分別な妄言とそれを黙認する南側の責任ある当局によって、予定通りに開催することができなくなったことについて深い遺憾の意を表する。

 われわれは引き続き、南側当局が責任ある措置を取るのかどうか見守る。

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