ニュースPICK−UP
「1日も早い国交正常化を」各界人士が交流深める
「太陽節祝賀・日朝の集い」 「太陽節祝賀・日朝の集い」(主催=朝鮮の自主的平和統一支持日本委員会、日朝文化交流協会、朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会、日朝学術交流協会など実行委員会)が4月25日夕、東京・港区の財界二世学院5階サロンで開かれた。 集いではまず、前田康博・大妻女子大学教授が「最近の朝鮮半島情勢について」講演。自らドアを開けて朝鮮との国交に踏み切った西欧諸国と、植民地支配の過去を持ちながら敵視する日本の対応を比較、検討しながら、1日も早い日朝国交正常化のために力を尽くしていくべきだ、と語った。 続いて、槙枝元文・統一支持日本委員会議長が主催者を代表して発言し、72年に訪朝した際の金日成主席との会見の思い出を披露した。総聯中央の韓正治国際局長が連帯のあいさつをした後、清水澄子・婦人連絡会代表の乾杯の音頭で宴会に入り、参加者は交流を深めた。 「軍と人民の鉄の信念誇示」 労農赤衛隊閲兵式に金正日最高司令官出席 金日成主席誕生90周年記念・朝鮮人民軍創建70周年慶祝労農赤衛隊閲兵式が4月25日、金正日最高司令官(朝鮮労働党総書記・国防委員会委員長)の出席のもと、平壌で行われた。 閲兵式では金鎰武l民武力部長(国防委員会副委員長)が演説し、今日の閲兵式は、主席と総書記が革命武力建設と全民武装化の上で築いた不滅の業績を輝かし、朝鮮労働党の軍事優先の革命指導に従ってチュチェ革命偉業をあくまで完成しようとするわが軍隊と人民の鉄の信念と意志の一大誇示になる、と指摘した。 続いて、金人民武力部長と閲兵総指揮官が部隊を査閲し、朝鮮人民軍創建70周年を祝った。 金正日最高司令官に金人民武力部長が閲兵式の開始を報告。金正日最高司令官は手を上げて応えた。 すべての閲兵隊員は「万歳!」の歓呼の声を上げ、「金正日!」「決死よう護!」「祖国統一!」というスローガンを力強く叫び、軍楽が次々と響き渡るなか、平壌市を先頭に各道(直轄市)の労農赤衛隊、赤い青年近衛隊と革命学院など民間武力縦隊、そして金日成軍事総合大学、金日成政治大学など朝鮮人民軍軍事学校縦隊が堂々と行進した。 金正日最高司令官は閲兵部隊が幹部壇の前を通り過ぎるたびに、手を高く上げて応えた。 閲兵式後、金正日最高司令官は嵐のような「万歳!」の歓呼の声がわき起こり、数千の風船が青空高く舞い上がるなか、バルコニーに出て熱狂的に歓呼する群衆に手を上げて応えた。 また同日、金正日最高司令官は閲兵式参加者に感謝を送り、その伝達集会が平壌で行われた。 朝鮮人民軍創建70周年記念慶祝青年学生の夜会・たいまつ行進も、金日成広場で行われた。(朝鮮通信) 「6.15宣言の履行を」 金剛山で北南離散家族・親せき面談 【高城4月29日発本社羅基哲、姜イルク記者】 北南共同報道文(4月5日)に基づき、第4回離散家族・親せきの面談が28日から金剛山で始まった。 面談は2回に渡って行われ、1回目(28〜29日)は金剛山ホテルで南の99人が、北の186人の家族・親せきと再会した。 まず28日、一行全員がホテル2階ホールで再会、朝鮮赤十字社主催の宴会が行われた。29日には各客室で家族単位、肉親の情を分かち合った。 朝鮮戦争ぼっ発(1950年6月25日)直後の7月、朝鮮人民軍に入隊し、忠清南道端山郡を離れた金容萬さん(70、平安北道順川在住)は52年ぶりに兄の容甲さん(77)と再会した。 金さんは感激で胸が一杯だと語りながら、「戦争を終わらせてこそ、朝鮮半島に平和が訪れ国の統一も成し遂げられる。そのためにも、また家族が会えるよう、民族同士が助け合って6.15共同宣言を履行していかなければならない」と決意を新たにしていた。 2回目の面談(北側からの100人が南側の家族・親せき450余人と再会予定)は、1〜3日まで行われる。 4月の春親善芸術祭閉幕式 4月14日に平壌で開幕した第20回4月の春親善芸術祭の閉幕式が25日、4.25文化会館で開かれ、各国と海外同胞芸能人、第5回現時代と民族芸術に関する美学討論会参加者、洪成南総理、最高人民会議常任委員会の楊亨燮副委員長らが参加。祭典の授賞式が行われた。一方同日、芸能人と祭典参加者の親善交歓会も行われた。 |