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平壌公演成功裏に終え 南の歌手 金蓮子さん一行朝鮮会館訪問 第20回4月の春親善芸術祭に際して4日から11日まで平壌を訪れていた、日本で活躍する南の歌手金蓮子さん一行が17日、東京・千代田区の朝鮮会館を訪問した。 総聯中央の許宗萬責任副議長をはじめ各副議長、活動家らが大きな拍手を送ってあたたかく迎えるなか、金さん一行が到着。記念撮影の後、許責任副議長らと歓談した。 席上、金さんらは、金正日総書記との会見、晩さんでのエピソードなどについて語った。また今回、3回にわたって公演を行ったが、昨年よりも観客がより打ち解けてくれたことがとてもうれしかったという。6日の4.25文化会館での公演では、6000人の観客が総立ちになって拍手を送ってくれたのがあまりにも壮観で、思わず「クンヂョル(朝鮮式のお辞儀)」をしたとも。来年夏にまた来て、今度は地方の人々にも見せてあげてほしいとの話が総書記からあったことも紹介した。 福祉連絡会、念願の祖国へ 障害者10家族「アリラン」観覧 在日同胞福祉連絡会(代表=愼英弘花園大学教授)のメンバーが5月1〜9日の日程で祖国を訪問する。連絡会の会員である「ムジゲ会」(申桃順会長)の7家族をはじめ、各地の障害者ら10家族32人で構成される。 これまで、ムジゲ会や連絡会の集まりで「朝鮮を訪問したい」という要望が何度となく寄せられたという。そこで連絡会は、今月末から朝鮮で大マスゲーム・芸術公演「アリラン」が開催されるのを機に会員に訪問を呼びかけたところ、予定枠の倍以上の応募があった。これを受け、総聯中央同胞生活局は、ゴールデンウィークを利用して応募者全員が訪問できるよう、関係機関と調整を進めるとともに、参加者の負担を軽減するため、障害者の参加費を無料、家族たちの参加費も一部負担することにした。 朝鮮では「アリラン」を観覧したり、平壌市内を見学する予定だ。 人道主義問題討議 29〜30日に朝・日赤十字会談 朝・日赤十字会談再開と関連した報道が18日、平壌で発表された。報道は次のように指摘した。 朝・日赤十字社間の会談が29〜30日、北京で開かれる。会談では、「行方不明者」調査問題と在朝日本人女性の故郷訪問問題を含む一連の人道主義的問題などを討議することになる。(朝鮮通信) 「関係は良好に発展」 訪朝していたサンクトペテルブルク市のヤコブレフ市長一行が16日、日程を終えて空路平壌を発った。 市長は、出発に先立ち空港で記者会見し、プーチン大統領の訪朝と金正日総書記の訪ロがロ朝関係の新たな章を開いたと指摘。昨年8月に両首脳が署名したモスクワ宣言がロ朝友好関係発展の基礎になると強調しながら、今後、両国の関係は宣言にそって良好に発展するだろう、と述べた。 市長一行は滞在中、大マスゲーム・芸術公演「アリラン」を鑑賞。また、解放塔に献花。市長は平壌外国語大学にロシア語の教材を贈り、一部のメンバーは朝鮮の当該部門の関係者と科学、建設、運輸など各分野での交流、協力を促す部門別会談を行った。(朝鮮通信) 名誉アカデミー称号 朝鮮とロシア間の友好・協力関係の発展に寄与したことを称え、ヤコブレフ市長に社会科学院名誉アカデミー会員称号が授与され、その授与式が16日、万寿台議事堂で行われた。市長は受賞後、「光栄だ。金正日総書記に熱く感謝したい」と喜びを語った。 最高人民会議代表団、中国訪問 中国で行われる平和のための議会協会第3回総会に参加する朝鮮最高人民会議代表団(団長=金秀学保健相・代議員)が16日、平壌を出発した。空港で、駐朝中国大使らが見送った。(朝鮮通信) |