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「処遇改善、他の議員にも呼び掛ける」
福岡初中 社民党県議団が来校 社会民主党の福岡県議団のメンバー7人が10日、福岡朝鮮初中級学校(福岡市、尹慶龍校長)を訪問した。今年に入って同校には寺西明男・県私学課長、入江種文県議らが訪れているが、政党県議団のメンバー全員がそろって訪問するのは初めてのことだ。 県議らは、初級部から中級部までの授業や、学校の施設を見て回った後、教員、教育会理事らと懇談会を持った。席上、尹校長が学校の沿革や教育内容について説明した後、寄宿舎の舎監を務める劉香美教員が児童、生徒たちとの生活を報告。朝鮮学校に通うため、家から遠く離れた寄宿舎で学ぶ子どもたちの親代わりになれるよう、精一杯愛情を注ぐ教職員らの奮闘ぶりを伝えた。 議員たちは、今後も朝鮮学校に対する理解を深めるとともに、他の議員にも呼びかけ、朝鮮学校の処遇改善をはかる運動を繰り広げていきたいと述べていた。 金正日総書記、ヤコブレフ市長一行と会見 金正日総書記は15日、14日に訪朝したロシア・サンクトペテルブルク市のヤコブレフ市長一行と会見した。 朝鮮労働党の金国泰、鄭夏哲、金己男、金容淳書記、姜錫柱第1外務次官、張成沢党第1副部長、池在竜国際部副部長、そしてカルロフ駐朝ロシア大使らが同席した。 席上、市長は総書記に宛てたプーチン大統領の親書を伝え、自身が準備した贈物を贈った。総書記はこれに謝意を表した後、訪朝を熱烈に歓迎し、あたたかく親善的な雰囲気のなかで談話を交わした。また、一行のために夕食会を催した。(朝鮮通信) ロシア極東訪問の朝鮮政府代表団が帰国 ロシア極東を訪問していた朝鮮政府経済代表団(団長=趙昌徳副総理)が12日、帰国した。 空港で、内閣事務局の鄭文山局長とカルロフ駐朝ロシア大使らが出迎えた。 朝鮮国際合併総会社第12回理事会会議 朝鮮国際合弁総会社第12回理事会会議が11、12の両日、平壌で行われ、朝鮮国際合弁総会社理事長の李光根貿易相、在日朝鮮合弁経済交流協会代表団(団長=呂成根同協会会長)メンバーと関係者が参加した。 会議では第11回理事会会議の決定執行状況の総括、合弁、合作、加工貿易をさらに発展させていく問題を討議し、第12回理事会会議の決定書を採択した。(朝鮮通信) 祖国統一運動拡大を 北南団体が共同声明 北と南の各界団体代表の接触が11、12の両日、金剛山で行われ、5項目の合意事項を記した共同声明が発表された。全文は次の通り。 北と南の各界団体は、民族の団結と統一問題を解決していくうえで、今年の統一運動が非常に重要であるとの認識で一致し、6.15共同宣言の基本精神に即して祖国統一運動をより拡大、発展させていくために次のように声明する。 1、北南団体はさる4月5日、平壌で双方当局間に発表された共同報道文を積極的に支持、歓迎し、その実践を力強く助けていく。 2、北南団体は、今年の統一運動を6.15共同宣言に従いわが民族同士で力を合わせて外部勢力による戦争の危険を除去し、国の平和と統一の有利な環境を作り出すことに中心を置いて進めていく。 3、北南団体は、民族の団結と統一に向けた接触と対話をさらに発展させ、今年の統一運動を活性化し、この道で6.15共同宣言を支持するすべての団体と手を取り合っていく。 4、北南団体は、6.15民族統一大祝祭と8.15民族共同行事、そして北南女性統一大会、北南青年学生統一行事をはじめ各部門別の統一行事を開き、これらの統一行事の会場など具体的な問題は引き続き協議する。 5、北南団体は、連帯と団結をはかり協力と交流をいっそう活発に行う。(朝鮮通信) |