あの時、このひと言


 「今回、われわれが林東源特使の平壌訪問申請を受け入れたのは、民族が直面している重大な事態と関連し直接、膝を交えて南側がわが民族同士、力を合わせて国の統一問題を解決していくための6.15北南共同宣言の基本精神を尊重し、民族同士、共助していく意志があるのかどうかに対する明白な回答を聞くことにある」(3日、金大中大統領の特使、林東源氏との第1回会談で北側代表)

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 「昨年の公演でお客様ひとりひとりのお顔を拝見した時の、あのにこやかな笑顔が忘れられません。私は庶民のための芸能人ですから、グレードの高い芸術性のあることはできませんが、とにかく喜んでいただけるよう精一杯がんばってきます」(平壌で2回目の公演が決まった南の歌手金蓮子さん、8日付本紙に寄せたメッセージで)

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 「朝高生と日校生が1つのことを一緒にできるということは素晴らしい。練習過程で意見の相違や悩みもあったが、苦楽をともにすることで新たな友情が芽生えた」(3月28日、関東地方の日校在学同胞生徒による文化公演で日校生と共演した東京朝高の金皙徹さん)

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