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WBC世界スーパーフライ級チャンピオン洪昌守

9回KOで4度目の防衛

 WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ(12回戦)が23日、横浜アリーナで行われ、洪昌守選手(金沢ジム、27)が同級5位の柳光和博選手(チャイナクック渡辺、29)を9回KOで下し、見事4度目の防衛に成功した(写真)。

 柳光選手の右フックを警戒し慎重になりがちな洪選手だったが、序盤から積極的に攻め続け主導権を握った。9ラウンド2分42秒に強烈な右ストレートを浴びせ、KO勝ちした。

 会場では全国から駆けつけた同胞たちが横断幕を掲げ、「イギョラ!  ホン・チャンス」を連呼し、終始熱い声援を送った。

 試合終了後、洪昌守選手の4度目の防衛成功を祝う祝勝会が、神奈川朝鮮初中高級学校で行われ、洪選手を交え多くの同胞、日本人らが和気あいあいとした雰囲気の中で勝利を祝った。

大阪でウリキョレ女性展 油彩、陶芸など約120点の作品展示

故李應魯画伯の遺作も

 第6回ウリキョレ女性展が22〜25日、大阪国際交流センターで開かれた。今回はひとつの祖国を主張し、墨画に革命を起こしたとも言われる故李應魯画伯の遺作とその夫人、朴仁景氏(在フランス)の版画が特別に展示されたほか、油彩や書芸、陶芸、オブジェ、パッチワーク、刺繍、はり絵、生花、トールペイント、写真など、プロから素人までの作品、約120点が観覧者の目を楽しませた。ディズニーのキャラクターを描いたステンドグラス、18世紀の「Korean  Wrapping  Cloths」を復元させたパッチワークデザインなどもあった。

 同展は、「ハナロ(ひとつに)」を掛け声に、所属団体を越え、大阪一円の同胞女性アーティスト、絵画愛好家らが6年前から開催してきた。同胞女性らが祖国への思い、民族の誇り、分かち合える志をそれぞれの手段で表現し、「分断と対立の壁」を越え、心と心をつなぐ「出逢いの場」となっている。

金大中大統領特使訪北へ

直面する重大事態など協議

 平壌25日発朝鮮中央通信によると、金大中大統領の特使が4月初に平壌を訪問する。双方は、民族が直面している重大な事態とともに、相互が関心を寄せている北南関係問題について協議することになる。

 【注】南側(青瓦台広報首席室)の25日発表によると、特使は林東源・大統領外交安保統一問題担当特別補佐役で、4月の第1週に平壌を訪れるという。(朝鮮通信)

インドネシア大統領がまもなく訪朝

 平壌26日発朝鮮中央通信によると、金永南最高人民会議常任委員会委員長の招きで、インドネシアのメガワティ大統領がまもなく朝鮮を公式親善訪問する。(朝鮮通信)

ロシア、ドイツの代表団が平壌到着

 ロシア大統領楽団(団長=ストリキン・モスクワ・クレムリン衛じゅ司令官・中将)が24日、また、ドイツ物理工学研究所代表団(団長=コクシク国際法制計量委員会第1副委員長兼ドイツ物理工学研究所副委員長)が23日、平壌に到着した。(朝鮮通信)

金委員長が信任状受理、大統領再任で祝電

 新任のモルフィン・メキシコ、スメタンカ・チェコ大使がそれぞれ23日と20日、最高人民会議常任委員会の金永南委員長に信任状を提出した。また、金委員長は19日、大統領に再任したコンゴ共和国のサスヌゲソ氏、ジンバブエのムガベ氏にそれぞれ祝電を送った。(朝鮮通信)

朝ロ国会議長、相互関心事について意見交換

 ロシア訪問中の崔泰福・最高人民会議議長とセレズニョフ・ロシア国家会議議長間の会談が18日、モスクワで行われ、朴宜春駐ロ朝鮮大使、チリンガロフ・ロシア国家会議副議長らが同席した。会談で双方は、両国首脳が成し遂げた合意履行と朝鮮の統一、両国議会間の交流問題など相互の関心事について意見を交わした。(朝鮮通信)

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