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マークとキャラクター決定

18日に設立される「ハナ信用組合」

 18日に設立される「ハナ信用組合」のシンボルマークとイメージキャラクターが決まった。設立発起人会が募集したシンボルマークは、朝鮮新報社でグラフィックデザインを担当する鄭聖華さん、イメージキャラクターは東京都在住の主婦、太栄春さんの図案が採用された。

 シンボルマークは、一見花のように見えるが、実は朝鮮語の「하나」の文字をデザイン化している。中心に円を描き、その周りに同胞らが1つに集ることを表現。イメージキャラクターは、同胞の生活をしっかりと守る「ハナロボット」、うさぎの形に似た朝鮮の地図からイメージした「ハナうさぎ」を、未来を象徴する子どもの姿で表現。うさぎの立っている片耳は数字の「1」の形をしており、これは「ハナ」を意味している。

 シンボルマークの佳作には康淳恵(千葉)、梁大隆(東京)、張寿子(東京)さんらが、イメージキャラクターの佳作には鄭日鉉(神奈川)、梁大隆(東京)、鄭理英(東京)さんらが選ばれた。審査を行った発起人らは、「ハナ信用組合の志向がひと目で分かり、広範な同胞らから慕われやすい作品」と語っている。

各地の朝高で卒業式

 各地の朝鮮高級学校で2、3の両日、卒業式が行われ、多くの卒業生たちが教職員、在校生、保護者たちの祝福の中、母校を旅立った。

 3日、東京朝鮮中高級学校で行われた第52回卒業式では同校の前身である東京朝鮮中学校第1期卒業生にも54年ぶりに卒業証書が授与された。1946年10月、在日朝鮮人による初の中等教育機関である同校に入学した1期生たちには当時、米占領軍や日本政府の弾圧が激しくなった事情から卒業証書が渡されなかった。

 昨年10月の中等教育実施55周年に際して本紙に1期生たちの回想記が掲載され、「卒業証書がないことが寂しい」などの声が紹介された。その記事を見た東京中高教員が授与を発案したという。55人の卒業生中、43人が確認され、この日の卒業式には15人の卒業生と1人の遺族が参加した。54年ぶりに母校を訪れた李順愛さん(70)は「感激の連続。後輩たちが民族教育の代を継いでくれたから今日がある」と話していた。

常任委員会召集に関する公示

27日に最高人民会議

 最高人民会議常任委員会は7日、朝鮮社会主義憲法第92条にもとづき、最高人民会議第10期第5回会議を3月27日、平壌で招集するとの政令を発表した。

 これにもとづいて同常任委員会は同日、最高人民会議の招集に関する公示を代議員に行った。

 代議員登録は3月25、26の両日、万寿台議事堂で行われる。(朝鮮通信)

慈江道江界市に外装材研究所新設

 平壌7日発朝鮮中央通信によると、慈江道江界市に外装材研究所が新設された。

 同研究所には塗料、定着研究室などが設けられ、朝鮮で産出する原料と資材を使った塗料、定着剤の開発が行われる。(朝鮮通信)

春季国土管理総動員活動始まる

 平壌6日発朝鮮中央通信によると、朝鮮全土で春季国土管理総動員活動が始まった。

 今回の活動期間、各道、市、郡では重要道路と鉄道線路周辺、住民地区と山々に数億株のアカシアとカラマツなど、早く育ち経済的利用価値の高い樹木を植え、風致を良くし薪炭林と油脂林、製紙用原料林、用材林をさらに造成していく。

 また、河川の補修と整理を進め600余ヘクタールの護岸林を造成し、数10万平方メートルの海岸防潮堤の整備、豪雨と高潮被害を未然に防ぐための工事なども同時に行われる。(朝鮮通信)

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