息子の葛藤と同じ

尹福順(石川県在住)


 あわただしい毎日を送っているかたわら、朝鮮新報は時間を見てまとめて読んでいる一読者です。

 2月8日付7面に掲載された「コリアンとして生きる」の鄭剛志さんの記事に感動し、1言述べさせてもらいます。

 「留学同の薦めに対し、朝鮮人である自分がいやで絶対に行くものかと思っていた」とありました。それが熱心な友人に誘われて参加することによって、自分とは何かが違うトンムたちを目の当たりにして必死になって何が違うか考えてみたとありました。

 その素直な文章から、そして彼の写真から純真な心を持つ青年ということがわかります。通名から本名に変えたこと、祖国を訪問して感動したことなど読んでいてうれしくなってきました。

 「友だちがたくさんでき、民族の誇りを持つことができ…」、何とすばらしいことでしょう。

 私の息子も大学へ入学してから、長い間使用していた通名から本名に変えました。その時の息子のかっ藤が鄭さんの文章から読みとれるようです。このような若者のフレッシュな心がみえる記事をこれからも掲載していただきたいと思います。(看護婦)

日本語版TOPページ

 

会談の関連記事