ニュースPICK−UP


2月の芸術の夕べ 朝・日親善のステージ

1200人が観覧、2月27日東京で

 金正日総書記の誕生日を祝う「2月の芸術の夕べ」(主催=同実行委員会、協賛=日本・朝鮮文化交流協会、在日本朝鮮文学芸術家同盟)が2月27日、東京・文京シビックホールで開かれ、総聯中央・徐萬述議長、藤井俊男・衆院議員をはじめとする朝・日各界人士と市民ら約1200人が訪れた。

 今年で、19回目を迎える公演では、小笠原美都子さんの女声独唱「平壌慕情」、今福優さんの和太鼓演奏「祝い太鼓」、鄭湖月さんの朝鮮民謡メドレー、民族器楽重奏団の重奏「歓喜」、東京朝鮮男性重唱団「アエ(児愛)」の「焼き栗タリョン」のほか、手島かつこさんと文芸同舞踊部による、朝・日合同舞踊「川の流れのように」(写真)などが披露された。

 芸術を通じて朝・日友好親善を深めるために開かれる「2月の芸術の夕べ」は、84年の初回以降、毎年2月に東京で開催されている。

文化交流に500人 京都の朝・日小学生

友情のシンボル共同制作

 京都朝鮮第1、第2、第3初級学校生徒(4〜6年)と京都市内の日本の小学校5校の生徒(5〜6年)たちが互いの文化に触れる「ユーアイ・スクエア(友愛広場)2002」が2月23日、市内の仏教大学で開かれ、500余人が参加した。互いの友情を育むとともに、文化に対する理解を進めるのが目的で、今年で3回目。

 集いではまず、第3初級と日本学校生徒が朝鮮の歌「故郷の春」を朝鮮語で合唱。第1、第2初級の生徒は民族楽器を演奏し、民族舞踊を披露した。

 また、各学校が制作した貼り絵を会場でつなぎ合わせ、シンボルマークとして掲げた。多くの友だちができるようにとの願いが込められている。シンボルマークが完成すると、会場には大歓声がわいた。その後、朝鮮学校と日本学校生徒で混合チームを組み、「チャレンジ」、「朝鮮民族文化」、「日本文化」の各コーナーを回り交流を深めた。

金永南委員長一行 タイ到着、首相と会談

 最高人民会議常任委員会の金永南委員長は2月28日、タイとマレーシアを公式親善訪問するため特別機で平壌を出発、タイ・バンコクに到着した。白南淳外相、李光根貿易相、李光濠国家科学院院長、文在舞ホ外文化連絡協会委員長代理が随行した。

 金永南委員長は同日、シナワット首相と会見。またシナワット首相は、金委員長一行のために宴会を開いた。

 なお平壌空港では、最高人民会議常任委員会の楊亨燮副委員長、崔秀憲外務次官が一行を見送った。

 一方、金委員長は25日、離任のあいさつに訪れたゴゴイ駐朝インド大使と会見。金英日外務次官とインド大使館員らが同席した。(朝鮮通信)

チュチェ研結成

ギニア、赤道ギニア

 ギニア・コナクリ・チュチェ思想研究グループが2月12日、結成された。結成式にはアフリカ地域チュチェ思想研究委員会のポパナ書記長、コナクリ総合大学の教員、学生らが参加。

 また同日、太陽節記念赤道ギニア委員会がマラボで結成され、委員長に教育・科学担当国務相、副委員長に民主党国際書記をそれぞれ選出した。(朝鮮通信)

「北南の集い」米が潰す

北側代表団が非難声明

 今年初の統一行事として、金剛山で予定されていた「民族の団結と統一を促すための2002年新年を迎える北南共同の集い」が破たんしたことと関連し、北側代表団は2月27日、声明を発表した。

 声明は、行事を1日後に控え発起人団体である「6.15南北共同宣言実現と韓半島平和のための統一連帯」代表たちの参加が突然、全面「不許可」となり、「集い」が破たんしたと指摘。その原因について「全的に米国の計画的な破壊陰謀策動に起因」しており、とくに「南朝鮮の極右保守勢力をそそのかして陰に陽に統一運動団体の代表が参加できないように圧力を加えた」と糾弾した。(朝鮮通信)

日本語版TOPページ

 

会談の関連記事