金正日総書記の誕生日記念
東京で祝賀宴、在日朝鮮人中央大会も
盛大に行われた祝賀宴(15日、朝鮮会館) | 大会2部で行われた芸術公演(15日、東京朝鮮文化会館) |
金正日総書記の誕生日を記念し15日、東京で祝賀宴と在日朝鮮人中央大会が開かれ、総聯中央の徐萬述議長と各副議長、局長、中央団体と事業体の責任者、関東地方の総聯本部活動家、同胞らが参加した。
東京・千代田区の朝鮮会館で行われた祝賀宴には、社会民主党の土井たか子党首をはじめ与野党の国会議員、日朝国交促進国民フォーラム会長の村山富市元総理、朝鮮統一支持日本委員会の槙枝元文議長、チュチェ思想国際研究所の井上周八名誉理事長、共同通信社の斎田一路社長をはじめとする政界、経済界、マスコミ関係者、社会・文化人など日本の各界人士と、ロシアをはじめとする40余カ国の大使、駐日公館員、国際機関代表、特派員ら600余人が参加した。徐議長があいさつし、総書記が祖国と民族に貢献した業績を称えながら、金日成主席の生誕90周年と朝鮮人民軍創建70周年を迎える今年、21世紀の強盛大国建設で新たな飛躍を成し遂げ、朝鮮半島の平和と安全を守り、国の統一を実現するために、総書記は年始から精力的に活動していると指摘した。 また会館1階ホールでは、総書記の写真展が催された。 東京・北区の朝鮮文化会館で開かれた在日朝鮮人中央大会では、徐議長が報告を行った。 2部では芸術公演が催された。 中央報告大会、マスゲーム 朝鮮国内でもさまざまな行事 金正日総書記の誕生日を慶祝して、朝鮮国内でもさまざまな行事が行われた。 15日、平壌では中央報告大会が開かれ、金永南・最高人民会議常任委員会委員長が演説、趙明禄・朝鮮人民軍総政治局長が総書記にあてた祝賀文を朗読した。 金永南委員長は演説で、米政権が朝鮮敵視政策を強めている情勢に言及し「ごうまん無礼かつ非道な戦争策動のため、朝鮮半島には新たな戦争の危機が増大している」と述べ、「米国と追随勢力がこの地で戦争を起こすなら、彼らの終局的破滅となるだろう」と強調した。 大会では、在日本朝鮮人祝賀団の許宗萬・総聯中央責任副議長も演説した。 16日には、平壌体育館で約1万人の青少年、学生が参加したマスゲーム「軍事優先の旗に従って」が行われた。 このほか、朝鮮少年団全国連合団体大会、第11回白頭山賞国際フィギュア祝典、在日朝鮮人芸術団と朝鮮国内各芸術団の公演、「21世紀の太陽を迎える集い」の国際演壇などが催された。(朝鮮通信) 政府が祝賀宴 各国外国代表招く 朝鮮政府は14日、平壌の人民文化宮殿で宴会を催し、駐朝各国外交代表をはじめ大使館員らが招待された。 白南淳外相、李光根貿易相など関係者らが参加した。(朝鮮通信) 金正日花展示会 中、ロ、日の代表参加 第6回金正日花展示会の開幕式が13日、平壌の人民大学習堂で行われ、洪成南総理をはじめ中国、ロシア、日本など各国の代表団らが参加した。 会場には、最高人民会議、外務省、人民武力部など全国各地70余の単位と個人が出品した1万4300余鉢、中国・丹東代表団、駐朝各国大使館、20余の朝鮮人民との友好・連帯団体名義の花が展示された。(朝鮮通信) 中、ロ、各国から祝電、贈り物 16日、中国共産党中央委員会が祝電、ロシアのプーチン大統領が祝賀の親書を寄せた。 このほか、ベトナム共産党のマイン議長、同国のルオン大統領、カンボジアのシアヌーク国王、パレスチナのアラファト議長をはじめモンゴル、リビア、シリアの首脳らが祝賀の手紙、花かご、贈り物などを寄せた。(朝鮮通信) |