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歌と踊りで友好の輪

第20回阪神地区の朝・日生徒の集い 500人が参加

 「第20回阪神地区 日朝友好小・中学生のつどい」が9日、兵庫県伊丹市の市スワンホールで行われ、500人の子どもたちが歌や音楽を披露しあった。

 この日は、朝鮮学校生徒がサムルノリや朝鮮舞踊を披露したのに対し、日本学校生徒はダンスや和太鼓を熱演し、会場を盛り上げた。また20回目の記念として、朝鮮学校卒業生も特別出演し、歌などで花を添えた。会場には絵画も展示された。参加者らは、教員や保護者を交えてのゲームなどで友好の輪を広げた。なお、集いにはこれまで延べ約2万4000人が参加し、民族楽器の演奏や舞踊でそれぞれの文化を紹介しあいながら、親ぼくを図ってきた。

「最高位級合意実現に全力」

ロシア極東管区大統領全権代表訪朝、金正日総書記が会見

 ロシア極東連邦管区のコンスタンチン・プリコフスキー大統領全権代表が10〜12日まで訪朝。金正日総書記(国防委員会委員長)は11、12日の2回にわたって全権代表と会見した。

 11日の会見には延亨黙国防委員、カルロフ駐朝ロシア大使が同席した。席上、全権代表はプーチン大統領の親書と贈り物などを伝達。総書記は謝意を表し談話を交わした。

 総書記は同日夕、夕食会を催した。全権代表は祝杯の辞で、「2000年7月と2001年8月に金正日委員長がプーチン大統領と対面、共同宣言に調印することによってロ朝関係は現代に合致する新たな質的性格を帯びるようになった。ロシアは、最高位級で達成された合意を実現させるため全力を尽くす用意ができている」と強調。「ロシアは、国の状況を改善し社会・経済発展の課題を解決するため朝鮮の指導部と人民が傾けている努力を変わりなく支持しており、朝鮮の国際的地位が強化されていることを満足に思っている」と指摘した。

 12日、旧正月に際して行われた会見には朝鮮人民軍の金永春総参謀長(国防委員)、延亨黙国防委員、朝鮮労働党の金国泰、鄭夏哲、金己男の各書記、朝鮮人民軍の李明秀、玄哲海、朴在京の各大将、党中央委員会の張成沢第1副部長と国際部の池在竜副部長、カルロフ大使が同席した。

 総書記は全権代表と旧正月のあいさつを交わした後、ともに朝鮮人民軍功勲合唱団の公演を観覧。その後、全権代表のために昼食会を催した。(朝鮮通信)

金正日総書記、駐朝新任中国大使と会見

 金正日総書記は10日、武東和駐朝中国新任大使と会見した。

 総書記は、新しく赴任した同大使と和気あいあいとした雰囲気のなかで談話を交わした。(朝鮮通信)

貿易・投資協力に関する備忘録調印

 朝鮮国際貿易促進委員会とロシア・極東投資会社間の協力に関する備忘録が12日、平壌で調印された。

 金英才貿易次官とミハイルレンコ総社長がサインした。(朝鮮通信)

洪成南総理らと会見

朝鮮政府は宴会

 プリコフスキー全権代表は訪朝中、10日に洪成南総理、趙昌徳副総理、11日に白南淳外相と会見した。それぞれ、李光根貿易相、弓錫雄外務次官、朴南基国家計画委員長、金容三鉄道相らが同席した。

 また、錦繍山記念宮殿を訪れ金日成主席に敬意を表した。

 一方、朝鮮政府は10日、全権代表のために宴会を催し、トレグボフ大統領全権第1副代表と外務省、経済発展・貿易省、大統領全権代表部の幹部ら随行員たちが招かれた。(朝鮮通信)

合意の履行を再確認

全権代表が記者会見

 プリコフスキー全権代表は帰国に先立ち12日、平壌空港で記者会見を行い次のように訪朝成果について語った。

 基本的な成果は、プーチン大統領と金正日国防委員長が署名したすべての合意の履行を再確認し、ロシア・極東投資会社と朝鮮国際貿易促進委員会間の協力に関する備忘録が調印されたことである。

 私は、国防委員長が昨年、わが国を訪問した際に人間的にだけでなく同志的にも厚い親交を結んだが今回、この立派な関係を再確認することができた。

 私は訪朝に先立ってプーチン大統領と会った。大統領はかつて両首脳間に合意したすべての内容をそのまま履行すると述べた。

 わが極東連邦管区と朝鮮間の関係発展の展望は非常に好ましい。われわれが確信できるのは、両国指導者が合意した鉄道連結を初めとするすべての事業が円満に推進されるということである。(朝鮮通信)

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