寸劇とり入れ好評

京都・西、南合同税務講演


 京都府商工会では、所得税の確定申告を前に、寸劇を取り入れた税務講演を各地域商工会で行っており、同胞商工人から好評を得ている。

 5日、セントノームで行われた西、南商工会合同の講演会(昼と夜の2回)には、150余人の商工人が参加した。京都朝鮮歌舞団が出演し、確定申告に臨むうえでの心構えや、実務上の留意点などについて、ユーモラスな演技でわかりやすく説明した。会場は絶えず笑い声に包まれた。

 寸劇の後、府商工会の李福秋副理事長が、国際総合管理システムの全国拡大など、最近の税務環境と青色申告や改正税制などの実務のポイントについて解説した後、新信組設立に向けての準備委員会の活動状況と今後のスケジュールについて報告した。また、1世が創り発展させてきた組織がいま厳しい状況に置かれているが、同胞商工人らの団結した力で難局を乗り越え、組織を次世代に受け継がせようと呼びかけた。

 参加者らは、「楽しく学べてよかった」などと感想を述べていた。

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