あの時、このひと言
「情勢は、ある時はわれわれを驚かせたり複雑な思いにさせることがあるが、希望さえはっきりしていれば、前途はおのずと見えてくるものだった。より多くの希望、宝物を未来に与えることが私たちの使命だ。未来志向で引き続きがんばっていこう」(黄元圭・中央青商会会長。大阪で開催された「ウリ民族フォーラム」に参加して)
◇ ◇ 「日本社会で民族を守り抜くということには、私たちの想像を超えた何倍もの困難がつきまとうと思う。南の社会ですら失いかけている民族。それを守り抜いている姿に感動したし、感謝したいとも思った」(8.15統一祝祭に参加した南の歌手の李定烈さん。南朝鮮公演に訪れた在日同胞女子生徒のチマ・チョゴリ姿をソウル市内でみかけて) ◇ ◇ 「まったくラッキーなのか、アンラッキーなのかわかりません」(金剛山歌劇団で活躍するチャンセナプ奏者の崔栄徳さん。2月に祖国を訪れ、金正日総書記を迎えての初舞台後、晩餐の席で総書記からその才能を高く評価されたが、あいにくその会場にはいなく、翌日、その旨を伝え聞いて) |