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総聯分会代表者大会―2002中・四国、九州大会 「総聯分会代表者大会―2002」中・四国、九州地方大会が3日、広島市の広島朝鮮初中高級学校で開かれ、同地域の総聯、女性同盟の分会、朝青班、地域商工会と青商会、学校教育会などの代表と、総聯中央の徐萬述議長、許宗萬責任副議長、南昇祐副議長と本部、支部、団体・事業体の活動家が参加した。 朝鮮から寄せられた祝電が紹介された後、徐議長が「変化した在日同胞社会の要求に沿って新しい姿の分会を作っていこう」と題して報告した。 大会では総聯と女性同盟の分会、午後夜間学校、朝青班、オモニ会の代表8人が討論。99年10月の大会以来3年間に模範となった66の単位が表彰された。 10月20日の関東、東北地方大会を皮切りに行われてきた大会もこれで締めくくられた。 「ONE KOREA」で国際交流 千葉・船橋 総聯と民団、イベントに共同参加 10月19日に千葉県船橋市天沼公園で行われた「国際交流の集い2002」に、総聯と民団が「ONE KOREA船橋」として共同参加した。集いは船橋市が主催したもので、市内で暮らす40余カ国の外国人が一堂に会し、民族音楽や料理、民俗遊戯を披露するもの。 「ONE KOREA船橋」では千葉朝鮮初中級学校の児童らによる舞踊、民団のサムルノリ、独唱などを披露し、参加者の好評を博した。またオモニたちは、「ONE KOREA船橋」とプリントされたTシャツでキムチと焼肉を販売、イベント開始から数時間で売り切れるほどの人気を集めた。 イベント終了後、総聯と民団の関係者らはお互いの労をねぎらいながら全員で記念撮影。来年も共同参加することを確認し合った。【総聯千葉西部支部】 宣言履行の基本は過去清算 朝・日国交正常化会談と関連し朝鮮外務省代弁人 朝鮮外務省スポークスマンは5日、朝・日国交正常化会談と関連した朝鮮中央通信社の記者の質問に答え、今会談で双方が朝・日平壌宣言履行に関する意思を互いに再確認したことについては評価したが、実質的な問題討議では進展を見ることができなかったと指摘した。 スポークスマンは、これは日本側が国交正常化の基本問題である過去の清算問題を後回しにし、核問題や拉致問題といった懸案問題をまず討議しようと固執したことで、対話双方間の信頼を低下させたことと関連しているとしながら、朝・日平壌宣言履行の基本は、日本が罪多き過去を清算することであると述べた。 スポークスマンは、会談が今回のように空転を繰り返し長期化した場合、ミサイル発射延長措置を再考しなければならないという意見も当該部門で提起されていることを明らかにした。>>>朝鮮外務省代弁人回答(朝鮮通信) グレッグ元大使訪朝 姜錫柱第1外務次官らと会見 米国「コリア協会」会長のドナルド・グレッグ元駐南朝鮮大使一行が、2〜5日に訪朝した。 姜錫柱第1外務次官ら関係者が一行と会見し、朝米双務関係問題をはじめ一連の関心事となる問題について意見を交わした。(朝鮮通信) ロ・中の朝鮮大使、核問題で記者会見 駐ロ、駐中朝鮮大使が記者会見し、朝鮮半島の核問題について言及した。 朴宜春駐ロ大使は10月31日、モスクワでの会見でこの問題は米国が朝鮮を核兵器で威嚇してきたことで生じた問題だと指摘、米国が不可侵条約締結の提案を無視するなら、それは朝鮮を侵略することを公然と示すことになると述べた。 一方、崔鎮洙駐中大使は1日の会見で、米国の主張する「まず核放棄」方式を不当だとし、米国が引き続き核で威嚇するならそれに応じた措置を取るのは当然だと述べた。 金永南委員長、中国科学院代表団と会見 最高人民会議常任委員会の金永南委員長は10月31日、万寿台議事堂で路甬祥院長を団長とする中国科学院代表団と会見した。 団長は席上、今後両国科学院間の交流と協力をいっそう強化するため努力すると述べた。(朝鮮通信) 米軍装甲車れき殺事件解決求め100万人が署名 汎対委が記者会見 米軍装甲車によるれき殺事件の解決を求める汎国民署名が10月30日の時点で100万人分を超えたことと関連し、「米軍装甲車による女子中学生殺人事件汎国民対策委員会」(汎対委)が5日、米大使館の前で記者会見を行いブッシュ大統領に署名を直接手渡す計画を明らかにした。 記者会見では、民主労働党の権永吉大統領選候補が会見文を朗読し、「署名が100万を超えたというのは、近年なかった大衆的な参与の結果」だとしながら、「国民の関心と怒りが時間とともに冷めていくのを待ち望んでいた駐韓米軍に大きな打撃を与えた」と指摘した。 汎対委は「100万人が力を合わせ米軍の欺まん的な裁判を阻止し、ホワイトハウスまで行きブッシュ大統領の公式謝罪と真相究明、殺人責任者の処罰を要求する」ホワイトハウス前でのハンスト計画を説明した。 会見文を読み終えた参加者らは、各地から集められた署名用紙の束を抱え、駐韓米大使に手渡そうとしたが、大使館側ではこれを拒否、ブッシュ大統領に直接手渡すとしながら記者会見を終えた。 一方この日の記者会見では、女子中学生の追悼祭に参加した帰りに米軍兵士から暴行を受けた徐敬元元国会議員事件に関する裁判権を、法務部と検察が10月28日に最終的に放棄したことも糾弾した。 汎対委は、「女子中学生事件に対する裁判権放棄の要請を拒絶した米軍が、自らの犯罪については当然のごとく裁判権の放棄を要求し、法務部はこれに屈服した」としながら、米軍当局と法務部を厳しく非難した。 汎対委では、女子中学生事件の真相究明と責任者の処罰のために、今後ホワイトハウス前でのハンストとともに来年はじめに行われる民間法廷の陪審員団を募集し、広範囲な世論を再度高める計画だ。 |