あの時、このひと言


 「焼肉やキムチなどコリアの食べ物を知ってこそその国の食文化を好きになれるように、過去の歴史を知ってこそ相手の国や民族を理解できる」(和光高校2年の関口嶺くん。「日本・在日朝鮮・在日韓国高校生によるトーク・ライブ」に参加して)

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 「日本社会は厳しいので、自分の武器を持って生きなければならない。私たち在日朝鮮人の場合、朝鮮人であるということも武器になると思う。民族的なネットワークを有効活用して明確な目標をたててくれれば」(留学同OBの康松潤さん。11月に予定されている学科別研究討論会と初の学術フォーラム開催を控えた後輩たちへのアドバイス)

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 「民族教育を受け同胞の中で生きることを当たり前のように考えていましたが、『当たり前』が、本当は同胞たちの熱意と行動によって成し遂げられているのだということを感じました。今回の支部再建を契機に、ひとりでも多くの同胞学生と『温かさ』を共有していきたいと思います」(今月5日に新たに再建された留学同広島合同支部の李志翔委員長)

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