朝鮮の心を奏でる
大阪で男性コーラスグループ「サナイ」公演
文芸同大阪支部男声コーラスグループ「サナイ」が19日、公演を行う。
「サナイ」は2001年5月5日に結成され、この間毎週欠かさず練習を重ねてきた。「ときにゆりかご、ときに力強い調べで朝鮮の心を奏で、人々の心のひだにふれるよう歌い続ける」同コーラスグループは、7月20日には、民族教育チャリティーコンサート「ひとつのハーモニー」にも出演、観客から好評を博した。 今公演は民謡中心で、「アリラン」「懐かしい金剛山」などの男声コーラスのほか、女性コーラスグループ「ソリ」との混声合唱などが舞台に上がる。 また、「ムンギョン峠」をはじめとする独唱も披露される。 「サナイ」の公演は、朝鮮の歌や音楽を通じ民族情緒あふれる同胞社会を築こうと、文芸同大阪支部音楽部が取り組んできたものの1つで、「ひとつのハーモニー」、大阪朝鮮吹奏楽団定期演奏会に続いて行われる。 また、11月には大阪朝鮮民族器楽団の演奏会、12月には地域の同胞が自作の詩や曲をもって集まる第3回OSAKA音楽作品発表会などさまざまな音楽イベントが目白押しだ。 ・ ・ 日時=10月19日(土)午後6時開場、6時30分開演 |