仲間になりませんか・各地の同胞サークル
母校の発展、地域の活性化に
東京都中央・江東青商会・サッカー部
今年で6回目を迎えた東京都青商会地域対抗サッカー大会(9月8日)で、PK戦の末、台東チームを破り優勝を飾りました。昨年までサッカー部は、この大会のために数日前、あるいは当日にチームを組んでいた「インスタントチーム」でした。そのため昨年の大会では予選落ちという結果でした。
しかし、今年3月の青商会の会合で、「参加するからにはしっかりやろう」「地域、母校の名に恥じないように」との意見が出て、それから毎週水曜午後7時半から9時まで東京朝鮮第2初級(以前は初中)のグラウンドで練習を始めるようになりました。 練習には30代初から中盤までの13人が参加しましたが、全員が同校の卒業生で、かつては同じグラウンドで汗を流し、中央学生大会(中級部)では優勝、準優勝など常に上位に入賞していた時代の仲間たちです。ちなみにその上の先輩たちは学生時代に劣ることなく、朝青の全国大会では10数連勝を遂げています。 こうしたプレッシャーから始まったサッカーの練習ですが、そうした過程を通じて、卒業生同士のきずなを深めるとともに、青商会活動にも刺激を与えることができるようになりました。また、メンバーの中には母校の在校生のために週1回、サッカーの指導に当たる人も出てきました。こうした活動によって、サッカー部は卒業生の交流、母校の発展、地域の活性化に努める一方で、未婚者、学齢前の子どもを持つメンバーにとってはとても良い空間になっています。冬の間、サッカー部は「冬眠」に入りますが、それが無理のない運営と考えており、来春からは練習を再開する予定です(責任者の朴元植さん)。 |