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金剛山歌劇団全国ツアー、各地で大盛況

 金剛山歌劇団の全国ツアーが各地で大盛況のうちに行われている。宮城公演に1550人(9月18日)、函館公演に2150人、札幌公演に1300人の観客が訪れたなか、9月12日、青森市文化会館大ホールで昼と夜に分かれて行われた公演には、あわせて3400余人の観客が訪れ、好評を博した。同実行委では、地元テレビ局にかけあい、公演前の3カ月間に150余回におよぶコマーシャルを流したほか、民団同胞やニューカマーをも網羅した宣伝活動を展開。30件を超える県下の行政、言論機関の後援と祝電を受けた。会場では当日、南朝鮮、中国・朝鮮族出身の留学生たちが場内整理と会場受付を自ら進んで買って出る光景もみられた。

在日の子どもへの迫害許さない

日本市民ら呼びかけ今日7日、東京で集会

 7日、日本各地で続く在日朝鮮人児童、生徒への迫害を非難する集会が東京・早稲田の日本キリスト教会館で開かれる。

 日本人拉致問題と関連し、朝鮮学校に通う子どもたちへの暴行・脅迫などの迫害が急増、すでに304件(暴行2、暴行未遂10、暴言18、脅迫電話105、無言電話61、Eメール108、総聯中央教育局調べ、5日現在)が起きている。集会を呼びかけたのは、上野さとし(北朝鮮人道支援ネットワーク・ジャパン)、坂東希(反差別国際運動日本委員会)、田中宏(龍谷大学教授)の各氏らで、「日朝関係が悪化するたびに起こってきた人権侵害事件を、とうてい座視することはできない。排外主義行動に強く抗議したい」(呼びかけ文)としている。集会では、リレートーク「私はこう思う 在日への迫害」や各地から送られた激励メッセージが紹介される予定だ。

 7日18時半〜20時半。日本キリスト教会館6F会議室(地下鉄東西線早稲田駅徒歩5分)。参加費500円。連絡先=反差別国際運動日本委員会(TEL 03・3568・7709)。

女子卓球団体、中国下し初の金、体操男子鞍馬、女子段違い平行棒でも

第14回アジア大会

 【釜山4日発=琴基徹、千貴裕記者】釜山アジア競技大会5、6日目、北は女子卓球団体、男子体操鞍馬(キム・ヒョニル)、女子体操段違い平行棒(ハン・ジョンオク)で金メダルを獲得した。

 4日、蔚山市東川体育館で行われた女子卓球団体決勝戦で、北チーム(キム・ヒョニ、キム・ヒャンミ、キム・ユンミ、キム・ミヨン、リョム・ウォノク)が中国を3―1で下し、北の女子卓球史上初めて団体で金メダルを獲得した。

 この日、北は準決勝で日本を3―2で下し、中国との決勝戦に臨んだ。第1試合でキム・ヒョニ選手が惜敗するも、第2試合ではキム・ヒャンミ選手が世界ランキング1位の王楠選手をストレートで下し流れを変えた。第3試合で新鋭キム・ユンミ選手が3―2で勝利、最後はキム・ヒョニ選手が王楠選手を3―1で下した。

 一方、レスリング・グレコローマン55キロ級のカン・ヨンギュン選手、男子体操床のチョ・ジョンチョル選手、男子射撃10メートル空気銃のキム・ジョンス選手らが銀を、女子漕艇ダブルスカル、女子柔道48キロ級のリ・キョンオク選手、レスリング・グレコローマン66キロ級のキム・ユンモ選手、女子体操段違い平行棒のソ・ジョンオク選手らが銅メダルをそれぞれ獲得した。

 女子サッカーは中国と0−0の引き分け、ソフトボールは3日南を3−1で、4日にはフィリピンを5−0で下し、決勝トーナメント進出を決めた。

 一方、金明讃、金重光、沈大水、李忠男ら在日選手が参加しているゴルフ団体戦は、競技2日目を終えた時点で13位となっている。

 4日現在、北は金6、銀8、銅8を獲得、南も金22を獲得している。

金永南委員長、リビア科学代表団と会見

 最高人民会議常任委員会の金永南委員長は3日、万寿台議事堂でリビア科学研究総局人民委員会代表団(団長=アッナアミ研究総局長)と会見した。李光濠科学院長、ムアカフ駐朝リビア人民事務所書記が同席した。席上、代表団長は両国間の科学技術協力はさらに強化されると述べ、朝鮮人民が強盛大国建設で大きな成果を収めるものと確信する、と強調した。(朝鮮通信)

第13回全国プログラムコンテスト開幕

 第13回全国プログラムコンテスト・展示会の開幕式が1日、行われ、趙昌徳副総理と関係者、専門家らが式に参加した。

 会場には、科学者、研究者が研究、開発した570余件のプログラムと中学校の生徒が開発した30余件のプログラムをはじめ、省、中央機関などの各部門と単位でコンピューター・ネットを形成し、生産経営活動と行政業務処理に情報技術を導入して得た成果と経験に関する資料などが展示されている。また開催期間、文字・音声認識プログラム、朝鮮将棋、文書校正プログラムコンテストと情報技術の講演、学術発表会が行われる。(朝鮮通信)

国連など支援、平壌情報センター竣工

 平壌情報センタープログラム開発室・講習所の竣工式が9月27日、現地で行われ、朝鮮労働党の崔泰福書記と関係者、ハイダー駐朝国連常駐調整者兼UNDP(国連開発計画)常駐代表と同代表部メンバー、シンガポール・新徳貿易会社の張学源社長らが参加した。

 同開発室・講習所は、朝鮮式のコンピューター技術に依拠してプログラムを大々的に開発・普及する拠点として、海外同胞の熱意、UNDPの協力によって建てられた。(朝鮮通信)

ベリーズ駐在朝鮮新任大使が信任状

 朴東春駐ベリーズ新任大使が9月18日、ヤング総督に信任状を提出した。総督は席上、総書記の健康と国の繁栄、統一、人民の福利増進のための活動での成果を心から願うと指摘した。(朝鮮通信)

往来ニュース

 2日 南朝鮮の天主教正義具現全国司祭団代表団(団長=金秉相神父)が平壌に到着した。
 1日 ロシア外交団総局親善代表団(団長=セルゲーエフ総局長)、モンゴル政府経済代表団(団長=モンフオルギル法務・内務次官)、タイ外務省代表団(団長=シンハセニ外務省東アジア総局長)、カンボジア親善代表団(団長=セレイ体育省副国務書記)、リビア科学研究総局人民委員会代表団(団長=アッナアミ研究総局長)がそれぞれ平壌に到着した。
 また、ロシア正教会のポズドニャーエフ神父が平壌に到着した。(朝鮮通信)

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