トクアッパの子育て日記

ほめたり、叱ったり


 人の意志を理解できるようになったアリョンにどう接するべきか、最近よく考える。

 もちろん正しい事や思いやりのある行動をした時にはほめてあげる。いけないことをしたり危険な物に触れたり危ない場所に行こうとした時は、「ダメ!」と厳しく教える。こういう事は子育てをするうえでとても大事だと常々思う。

 そのつどそのつど、ほめたり叱ったりするのはなかなか大変。でも仕事で疲れてウトウトしている時などでも、面倒くさいとは言っていられない。それが親の務めなのだから。

 最近ほめた出来事はアリョンがごはんを残さずきれいに食べた時。あとはテレビ番組「おかあさんと一緒」を見ながら上手に踊った時、アッパやオンマにおかしを分けてくれたり、口元に食べ物を運んでくれたりした時、お年玉をそのままアッパのところに持ってきた時などはかなりほめまくった。「いい子、いい子〜」、てね。

 あっ、あとアッパが服を脱ぎっぱなしにしたせいで、怒ってイライラしているオンマに笑いかけて、場を和ませてくれた事があった。その時は「アリョン、ナイス!!ありがとう!!」と10回くらいほめちぎった(口に出さずに心の中で…)。

 反対に、ほかの子供のものをとった時、ストーブに近づいた時、「高い高い」を5回以上ねだった時(わが家では何事も5回までと家族会議で決めた。多数決方式で3票中アッパ&オンマの2票で決議)は「ダメ!!」と叱った。

 この前なんてハルベが包丁を使っているのを見た数分後に、包丁を棚から取り出して遊ぼうとした。これはかなり厳しく注意した(アリョンのコモは「チャイルドプレイだ〜!!」と面白がっていたが…)。

 アリョンの一挙一動に応じて、ほめたり笑ったり、時には叱って、良識のある人間に育ってくれれば、と思う今日この頃だ。そのためにもアリョンから目を離せない日々が続く。
(玄徳盛・会社員)

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