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活動転換し大会決定貫徹へ

総聯中央  許宗萬責任副議長東京都本部管下活動家と懇談

 総聯中央の許宗萬責任副議長が9日、総聯東京都本部と管下の支部、団体、事業体、教育活動家らとの新春懇談会を開き、活動家たちが昨年開かれた総聯第19全体大会の決定を徹底的に貫徹し、今年の活動を輝かせていこうと呼びかけた。

 懇談会で責任副議長は、祖国と総聯をめぐる情勢と展望について解説。とくに朝銀問題について具体的に話しながら日本の捜査当局とマスコミの不当性を明らかにし、日本当局の政治弾圧をはねのけていこうと強調した。また総聯19全大会が示した21世紀の在日朝鮮人運動の進路と在日同胞社会像について触れ、今年、大会決定を全面的に貫徹するために総聯の活動を転換し、自らが先頭に立って同胞たちの中に入り苦楽をともにしていく決意を述べた。

 続いて質疑応答で責任副議長は、朝銀問題や新世代問題など一連の問題に関する参加者の質問に対し、その本質と内容、解決方途について一つ一つ答えながら、活動家が同胞により徹底的に奉仕することで同胞の愛情と信頼を得て、総聯を、新世代を中心により幅広い同胞を結集させた魅力ある同胞組織にしていかなくてはならないと強調した。またハナ信用組合設立をはじめとした今年の活動を力強く推進していく過程で、朝銀破たんと日本当局の弾圧による傷あとを回復させていこう強調した。

NHK青春メッセージ02

東京朝高 徐慈美さん 審査員特別賞

 NHK青春メッセージ'02が14日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、関東甲信越代表として出場した東京朝高の徐慈美さん(高2)が審査員特別賞を受賞した。

 徐さんは「最高の出会い!」と題してスピーチ。何でも相談できる日本人の「メル友」がいたが、自分が朝鮮人だということをなかなか言い出せずにいた。そんななか、初めて電話をかけた時に勇気を出して告白。朝鮮人であることを肯定的に受け止めてくれた「メル友」の反応に「日本人=朝鮮人が嫌い」という偏見に気付かされ、1人の人間として信頼し合うことの大切さを学んだと生き生きと語った。

 ボクシング・WBC世界スーパーフライ級チャンピオンの洪昌守選手が審査員をつとめ、徐さんのスピーチ後、「朝高のOBであることを誇りに思う」とコメント。表彰の際も「よくやった後輩!」と温かく激励した。

 会場には徐さんのクラスメートや教員、家族ら80人が応援にかけつけ、声援を送った。東京朝高の生徒は、昨年も審査員特別賞を受賞している。

2月13日から平壌で金正日花展示会開催

 2月の祝日に際し、第6回金正日花展示会が平壌で開かれる。展示会は朝鮮金正日花連盟の主催により、2月13日から平壌の人民大学習堂で開催される。

 展示会には、金正日花を栽培している内閣委員会、省、武力機関、中央機関と道(直轄市)、市、郡、そして個別の人々、海外同胞、世界各国の草花専門家と愛好家たちが参加する予定。(朝鮮通信)

中国新任大使と会見

楊・常任副委員長

 最高人民会議常任委員会の楊亨燮副委員長が10日、平壌の万寿台議事堂で表敬訪問した武東和・駐朝中国新任大使と会見した。(朝鮮通信)

特殊部隊創設は敵対行為

朝鮮中央通信論評

 平壌11日発朝鮮中央通信は、米国が「朝鮮のミサイル脅威」に対処して南朝鮮駐留米軍と南朝鮮軍を保護する名目で特殊ミサイル部隊を創設したことについて、次のような論評を発表した。

 米国が国際世論を無視して今回、特殊ミサイル部隊を創設したことは、冷戦終えん後、米国が唯一の超大国を自称しながら、国際社会においてどれほどつじつまの合わない行動を取っているのかを示している。世界におけるミサイル脅威の張本人は米国である。

 特殊ミサイル部隊創設は、朝鮮に対する明白な挑発的な敵対行為であり、朝鮮半島とアジア太平洋地域の戦略的安定を意図的に破壊するものだ。(朝鮮通信)

労働新聞ミサイル問題と関連し署名論評

 10日付の労働新聞もミサイル問題と関連して署名入り論評を掲載した。

 そして、「われわれが自衛的措置としてミサイルを製造するからといってならず者国家となるなら、各種ミサイルと2万余の核弾頭を保有している米国こそ、世界最大のならず者国家である」と指摘、強く非難した。(朝鮮通信)

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