同胞コミュニティー東西南北

来年はみなで八ヶ岳に

茨城同胞登山クラブ「山楽会」

ここに注目!

登った山の数は12
20〜70代まで幅広く
在日同胞大登山会に初参加

 茨城同胞登山クラブ「山楽会」は1997年4月に結成されました。以来、40〜60代が中心となって、「健康のために」春と秋を中心に、年に3〜4回、山に登っています。

 これまで登った山の数は12。県内では、登山客が多く訪れる加波山(かばさん)、茨城の嵐山といわれる御前山(ごぜんやま)、加波山の東側に位置する筑波山(つくばさん)、福島県の八溝山(やみぞさん)、雄国山(おぐにやま)などです。

 参加人数は毎回平均20人くらい。中には子連れの家族、70代の高齢者、20代の若者など、世代や階層もさまざまです。

 登るときは「しんどい、しんどい」と言いながら荒い息をはき、必死に歩を進めている参加者たちも、空気が澄んで見晴らしのいい頂上に到着すると、自然の豊かさに触れリフレッシュできるといいます。また、体力的にきつくても共に助け合いながら最後まで登るので、同胞同士の連帯感も自然に芽生えています。

 御前山は8月末に登ったばかりですが、眼下を流れる那河川を見下ろしながら6.5キロの山道を下り、森林浴を満喫した気分は、とてもすがすがしいものでした。

 毎年この時期になると、在日本朝鮮人登山協会主催の「在日同胞大登山会」が行われますが、会としてはまだ1度も参加したことがありません。

 7回目を迎える今年は東日本、近畿、中・四国の3ヵ所に分かれて開催されるようですが、メンバー4〜5人が、10月8〜9日に行われる「八ヶ岳・霧ヶ峰大登山会」(東日本)に参加する予定でいます。そして来年には、彼らの経験を生かしメンバー全員で八ヶ岳に登ってみようと思っています。

 これまで県内以外には福島しか足を運んだことがないので八ヶ岳の登山を機に、各地の名山にもチャレンジしていきたいです。(金富顕会長)

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