ニュースPICK−UP


カードやメダルなど心のこもった贈り物

各地で同胞敬老会

 同胞敬老会が各地で開催されている。

 15日、神奈川県横浜市の総聯神港支部で行われた敬老会には、支部傘下の63〜84歳の1世同胞21人を含む50余人が参加。1世同胞に花束と靴下が贈られた後、チャンゴサークルや1世同胞の公演が披露された。参加者の中で最高齢である李殷直さん(84)が答辞を述べると、会場から大きな拍手がわいた。

 14日には、鶴見朝鮮初級学校に総聯鶴見支部傘下の1世同胞21人が集い、同胞敬老の集いが行われた。1世同胞には、同校生徒と付属幼稚班園児らが準備した「敬老リボン」と記念品が贈られた。

 岡山県では13日、倉敷市の由加温泉ホテル「山桃花」で岡山同胞「敬老の日」感謝祭(主催=岡山県青商会)が行われた。県下在住の140人の同胞高齢者が招かれた会場では、岡山朝鮮初中級学校・付属幼稚班園児らの公演、朝青の舞踊、女性同盟倉敷支部コーラスサークルの重唱に合わせて参加者たちの踊りの輪が広がった。

浮島丸事件の責任を

京都地裁の判決 民主朝鮮が論評

 日本の敗戦直後、米軍が敷設した機雷によって爆発した浮島丸事件の生存者と遺族が日本政府を相手取り起こした訴訟について、京都地裁が8月に判決を下したことと関連し、民主朝鮮18日付は、論評を掲載、次のように指摘した。

 判決は、日本政府は朝鮮人を安全に送還すべき責任を果たせなかったため、それに対する補償として当時、船に乗っていたことが確実な15人に限りそれぞれ300万円ずつ支払うべきというものだ。

 これは事件の真実をわい曲し、日本の犯罪を隠ぺいするための術策にすぎない。

 浮島丸が爆発したのは機雷による偶発的な事故ではなく、朝鮮民族の抹殺を狙った計画的かつ意図的で組織的な犯罪である。朝鮮人数千人が虐殺されたこの爆破事件について、日本は責任を回避するのではなく、過去を清算すべきだ。

平壌で教育プログラム展示会

 第2回全国教育部門プログラム展示会が12〜16日、平壌で行われた。

 教員、研究者、学生が参加した展示会には、各道から高い評価を受けた250余のプログラムが出品された。閉会式では、優秀な評価を受けた参加者が表彰された。

6.15宣言の履行へ

汎民連が綱領、規約修正

 祖国統一汎民族連合(汎民連)は情勢の要求に合わせて組織を拡大、強化し、6.15共同宣言を履行するため綱領と規約を修正し、18日、新たな綱領と規約を北と南、海外本部で同時に発表した。

 新綱領と規約は、祖国統一3大原則と6.15共同宣言に従い汎民族的な統一国家樹立を最終目的に定め、実現方途として愛国愛族の精神に沿って民族的尊厳を確固と守り、民族自主と大団結の旗印のもとに祖国統一運動を転換していくことを提起し、当面の課題として6.15共同宣言の履行問題を強調した。

共和国選手権大会開幕

 朝鮮国内の最大規模のスポーツ大会である「共和国選手権大会」が20日に開幕した。

 平壌と地方の競技場、体育館でバスケットボール、サッカー、マラソン、バレーボール、卓球、レスリング、ボクシング、体操など数10種目の競技が行なわれる。

 平壌の青春通りで開幕式が行なわれ、金仲麟党書記と李東浩・体育指導委員会副委員長らが参加した。(以上朝鮮通信)

民間交流の活性化へ

島根日朝友好訪朝団

 島根県日朝友好親善代表団(団長=佐々木雄三県議会議員)が14〜17日、朝鮮を訪問した。

 今回の代表団は、昨年12月に結成された島根県日朝友好親善協会が企画。朝・日関係が膠着状態にあるなか、地方と民間レベルでの友好親善の促進させることを目的に、春に続く2回目の訪朝。県議会と県商工会議所、県農協中央会、県漁連、民間企業の代表ら60余人で構成されている。

 代表団は滞在中、市内にある教育省、平壌地下鉄、チュチェ思想塔、農場と開城地域を訪れた。

 佐々木団長は、「今後も民間レベルの交流を深め、日朝友好を広めていきたい」と語っていた。【平壌支局】

北川議員が尼崎初中を訪問

現状理解を深める

 北川れん子・衆院議員(社会民主党)が17日、尼崎朝鮮初中級学校を訪問、黄泰益校長、教育会職員らとこん談し、朝鮮学校が置かれた差別的な状況について理解を深めた。

 北川議員は、日本政府が朝鮮学校を学校教育法に定める「一条校」に準じた扱いをするよう、国会の場で努力する決意を語っていた。【尼崎初中】

日本語版TOPページ

 

会談の関連記事