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建国53年祝う宴会

日本各界人士、駐日大使ら600余人が参加

 朝鮮民主主義人民共和国創建53周年を祝う宴会が6日、東京・千代田区の朝鮮会館で行われ、総聯中央の徐萬述議長、許宗萬責任副議長らが参加した。

 また、自民党、公明党、民主党、共産党、社民党の国会議員と政党関係者、経済界、マスコミ関係者、学者・文化人、宗教人ら日本の各界人士と中国、ロシア、キューバ、カンボジア、シリア、EU諸国など40余ヵ国の大使、駐日公館員ら600余人が参加した。

 宴会に先立ち、金正日総書記のロシア公式訪問、江沢民中国国家主席の朝鮮公式訪問の模様を伝える朝鮮中央テレビの報道が上映された。

 あいさつに立った徐議長は、総書記の訪ロ、江主席の訪朝は、国家間の親善関係をより強固なものにし、アジアや世界の平和に貢献する出来事だと指摘。また、朝鮮の平和と安定、統一を実現し、日本が過去を清算し朝・日国交正常化が一日も早く実現されるよう協力を期待すると述べた。

78年前を風化させない

関東大震災朝鮮人犠牲者慰霊祭

 「関東大震災朝鮮人犠牲者78周年慰霊祭」(主催=日朝友好連帯群馬県民会議・連合藤岡地協)が2日、群馬県藤岡市の成道寺本堂で行われ、各界の日本人士、総聯本部の田成培委員長ら40余人が参加した。

 主催者を代表し、角田義一参議院議員があいさつ。続いて、田委員長、藤岡市長代理の星野知平収入役らが追悼の辞を述べた。

 慰霊祭後に行われた懇談会では、強制連行追悼碑の建立、朝・日関係改善問題などが話し合われた。参加者らは、「78年前に起こった事件の本質を見極め、絶対、風化させずに正式行事として慰霊祭を続けていかなければならない」と語った。

 一方、1日には埼玉県熊谷市、本庄市、上里町でも開催、愛知県名古屋市では「寃死同胞慰霊碑」建立53周年記念追悼祭が覚王山・日泰寺で行われた。

米軍は撤退せよ

南駐屯56周年、外務省が談話

 米軍が南朝鮮に駐屯して56年が経過したことと関連し、朝鮮外務省スポークスマンは8日、談話を発表、朝鮮半島と東北アジアの平和と安全を保障するためには米軍が撤退しなければならないと語った。

 スポークスマンは、ブッシュ政権は6.15共同宣言後、高まる朝鮮半島の平和と緩和の雰囲気に即して米軍を撤退させる対策を講じるのではなく、逆にわれわれを「第一の主敵」と規定して「通常兵力削減」問題を強要し、われわれを武装解除しようとしていると指摘した。また、米軍が朝鮮半島と東北アジアでの軍備拡張を推し進めている現状は、北南、朝米関係の改善問題を円滑に解決しようとするうえで障害になっていると強調した。

北南閣僚級会談開催へ

南の代表にファクス

 6日発朝鮮中央通信によると、北南閣僚級会談北側代表団の団長は南側代表団首席代表にファクスを送り、北と南の当局対話を再開しようとのわれわれの建設的な提案に南側が肯定的に応じてきたことを歓迎すると指摘した。

 ファクスでは、15日から18日までソウルで第5回北南閣僚級会談を開こうとの南側の提案に同意するとし、6.15共同宣言の精神に沿って会談が行われるよう、南側が積極的に協力してくると確信するものと強調した。(以上朝鮮通信)

男女で全国大会に

総聯大阪排球団

 総聯大阪排球団男女チームが全国大会出場のキップを手にした。2日までに府内の体育館などで行われた府予選競技で、男子はブロック優勝(70チーム参加、4ブロック、出場権=ブロック優勝)、女子は3位に入賞(23チーム参加、出場権=4位まで)し、11月、名古屋市で開催される全国大会に出場する。

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