同胞コミュニティー東西南北
12月2日網干初級の大同窓会
兵庫・姫路西支部 網干分会
ここに注目! |
◆統合後28年ぶり |
◆卒業生、在籍者名簿の整理、各期の写真も収集 |
◆HPも好評 |
兵庫県姫路市網干区、大津区などにまたがる現在の網干分会が位置する地域は、在日朝鮮人運動の伝統ある地域です。網干の1、2世同胞たちは、解放直後の早い時期に朝連網干支部を結成し、網干朝鮮初等学園(後の網干初級、1973年に西播初中と統合)を建て、同胞社会を支えてきました。
99年10月、当時の総聯網干支部は隣接する飾磨支部と統合され姫路西支部となり、網干分会として再出発しました。 網干分会のスタートにあたっては1、2世の背中を見て育った3世たちが、「今度は私たちの番だ」と自ら分会委員をかって出ました。 再出発した分会が最初に取り組んだことは、若い世代のつながりを作るための食事会でした。その後も播州地域の4支部が主催した分会対抗ソフトボール大会に参加したり、忘年会を開くなどさまざまなイベントを通じて親ぼくを深めてきました。今年に入ってからは、「子どもたちの新年パーティー」「入園、入学パーティー」、花見などを開催しました。ホームページ(http://www.alpha-net.ne.jp/users2/kangdugi/index.htm)も好評です。 若い世代による分会活動が活性化する過程で「もっと広範な、そして今まで頑張ってきた先輩たちも参加できる催し物をしては」という意見が出てきました。上の世代を含めた網干同胞の接点といえば、やはり網干初級です。そこで、今はなき網干初級の大同窓会を開こうということになりました。 今年2月に1回目の実行委員会を開き、12月2日に大同窓会を開くことを決め、卒業生、在籍者の名簿の作成を始めました。現在まで卒業生、在籍経験者500人中、300人の所在が確認できました。各期の写真も集めています。 分会の活動としては大それた企画かもしれませんが、やりがいを感じています。地域でも大きな反響を呼んでいます。(韓奇錫総聯分会長) |