外登原票入手事件を非難
大阪で連帯集会とデモ、500人が参加
「歴史の真実をふまえ、アジア民衆との連帯を!
日朝日韓連帯8月行動集会デモ」が8月29日、大阪で行われ、府下の日本市民、同胞ら500余人が参加した。総聯大阪府本部、在日韓国青年同盟大阪府本部、在日韓国民主人権協会などの民族団体、労組、市民団体による実行委員会が主催したもので、今年で15回目。
扇町公園で開かれた集会では馬場徳夫・日朝日韓連帯大阪連絡会議代表委員があいさつ。「戦争に反対し、平和を求める市民らが連帯し、歴史わい曲に反対するたたかいを果敢に続けよう」と呼びかけた。 続けて連帯のあいさつをした総聯大阪府本部の金政義国際部長は、最近発覚した公安調査庁による外国人登録原票の不当入手事件について報告し、これを非難した。 集会では、史実をわい曲した「新しい歴史教科書をつくる会」の教科書採択に向けた動きと教育関連法の改悪や改憲攻撃、さらに小泉政権の靖国神社公式参拝は、戦争とファシズムへの道として一つにつながっているとして、これを糾弾する「8.29集会宣言」が参加者一同の名前で発表された。 参加者らは朝青の農楽隊を先頭に、扇町公園から地下鉄西梅田駅までの約2キロを行進した。 |