同胞コミュニティー東西南北

創立40周年、9〜11月に数々のイベント

北海道初中高

ここに注目!

日本市民ら招きアンニョンフェスタ(9.9)
記念公演と大同窓会(10.13)
オモニと生徒の祝祭(11.10)
◆設備など寄贈も

 真冬には氷点下15度にもなり、大雪の降り積もるここ札幌市にある北海道朝鮮初中高級学校は今年4月10日、創立40周年を迎えました。

 1961年、北海道唯一の朝鮮初中級学校として産声をあげた本校。道内各所から同胞の子どもたちが集まってくるため、寄宿舎も建てられました。創立10周年を記念して71年には移転、新築し、20周年の翌年である82年には念願の高級部を併設しました。30周年を迎えた91年には大同窓会などの行事を開き、95年には大規模な改築工事を行いました。

 そして今年も、創立40周年を祝おうと、数々の行事を予定しています。

 まず今月9日、第3回「アンニョンフェスタ」を開きます。学校周辺の日本市民にもっと本校を知ってもらうと同時に、バザーなどの収益を学校運営の足しにしようと、オモニ会が中心になって開いているものです。バザーに出される品物は、北は稚内から南は函館まで、北海道中の同胞たちが持ち寄ります。また屋台で出す朝鮮料理などは、すべてオモニたちの手作りです。とくに手作りキムチはいつも一番人気で、参加した日本市民の方からの問い合わせが絶えません。今回は、1000キロ用意する予定です。

 10月13日、本校体育館で行う創立40周年記念公演では、全校生徒の公演と同胞の大合唱などが披露されます。その日の夜には、大同窓会がサッポロルネッサンスホテルで開かれます。卒業生らによる大同窓会実行委員会では、一人でも多くの卒業生を集めてイベントを成功させようと精力的に準備を進めています。11月10日には、オモニと生徒たちの祝祭を本校体育館で開く予定です。

 創立40周年に際し、オモニ会と女性同盟から、机、イス、教具などの寄贈を受けました。また大同窓会実行委員会でも、コンピューター設備一式を寄贈することを決めています。(金甲烈教務主任)

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