春・夏・秋・冬

 早いものでもう9月。秋到来である。秋は「読書の秋」、「食欲の秋」、「スポーツの秋」と言うように、何をするにも良い季節だ。収穫のシーズンでもあることから、昔はこの時期に結婚式を挙げたとも言われる。だからというわけではないだろうが、現代でも秋は結婚式シーズンである

▼同胞結婚相談中央センターのホームページ(http://www.kyoron.net)によると、同胞の場合、人前結婚式が基本だという。多くの人たちに祝福されながら、社会的に結婚が認められる。ご存じの読者も多いと思うが、開式宣言→新郎・新婦入場→略歴紹介→宣誓文朗読→成婚宣言→記念品交換→主礼のあいさつ→祝辞→謝辞→祝杯→閉式宣言と新郎・新婦の退場、というのがおおまかな式順

▼新郎・新婦がお色直しをして登場する披露宴では、歌や踊りが飛び出す。新郎・新婦も交えて踊りの輪が広がるのが恒例になっている。こうした独特なスタイルの民族結婚式も、行われるのは日本の式場だ

▼本紙では、同胞結婚相談中央センターの協力を得て、そのような式場を紹介するコーナーを設けている。同胞の結婚式には欠かせないキムチや朝鮮餅が持ち込み自由であることなど、さまざまな特典について書いたところ、予約しておいた式場を変えたいといってきた読者も

▼式場のスタッフには、長年の経験から民族結婚のスタイルを知り尽くした人も多く、臨機応変に対応してくれるそうだ。この秋にはどれほどのカップルがゴールインを予定しているのだろう。その際には、ぜひ本紙の記事を参考にしていただきたい。(聖)

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