北海道朝中、銀２、銅１

　第１５回全国中学校ウエイトリフティング競技選手権大会が２４日、茨城県の石岡市運動公園体育館で行われ、北海道朝鮮初中高級学校中級部ウエイトリフティング部の韓慶一（３年、７５キロ級）、尹秉�普i２年、６９キロ級）の両選手が銀メダル、姜星竜選手（２年、５８キロ級）が銅メダルを獲得した。

　大会には全国から選抜された１８人の選手が７階級に分かれ勝敗を競った。自己記録１５０キロ（スナッチ７０キロ、ジャーク８０キロ）の韓選手は、スナッチ６７．５キロ、ジャークで８０キロを達成し、中学生記録の１４２．５キロを更新する１４７．５キロの記録で銀メダルを獲得。また、同じく銀メダルの尹選手はスナッチで自己記録を２．５キロ更新し、１３５．０キロを達成、姜選手も自己記録を５キロ更新し、１０５キロの成績で銅メダルを獲得した。同大会では９７年度に当時中級部３年だった朴徳貴選手が８３キロ級に出場し、全部門日本中学生新記録を出して優勝、７６キロ級の�｢良哲選手も銅メダルを獲得している。朝鮮学校勢の出場はこの時以来。

人権協会、人権セミナー社会権規約委員に通報

性奴隷制度教えるべき国連・人権小委が決議

　ジュネーブで開かれていた国連の人権促進保護小委員会（人権小委）は１６日、各国政府に対し、戦時中の性的奴隷制度の問題について教育課程で正確に教え、人権侵害の再発を防ぐよう求めることなどを盛り込んだ決議を採択した。審議の過程では、北南朝鮮政府とＮＧＯ（非政府組織）の代表らが、日本政府が歴史をわい曲した教科書を合格させた事実を批判しており、こうした指摘を強く意識した内容となっている。

　ジュネーブでは、労働や社会保障、生活水準、健康、教育への権利などを規定する「経済的、社会的および文化的権利に関する国際規約（社会権規約）」の順守状況を審査する社会権規約委員会も開かれており、２１日、日本政府に対する審査が行われた。審査に先立ち、人権小委にも参加した在日本朝鮮人人権協会の代表らは社会権規約委の委員に対し、朝鮮学校生徒に対する暴行事件や朝鮮学校への制度的差別について訴えた。また在日朝鮮人人権セミナーは、公安調査庁による外国人登録の原票取り寄せ事件について通報した。

　審査では、「軍国主義を克服していないから（旧植民地出身者など）外国人に対する差別が続いている」といった厳しい指摘が相次いだ。審査結果をまとめた最終所見は３１日に採択される。

江沢民主席、９月３日から朝鮮を公式訪問

　【２７日発朝鮮中央通信＝朝鮮通信】朝鮮労働党総書記、朝鮮民主主義人民共和国国防委員会の金正日委員長の招請により、中国共産党中央委員会総書記の江沢民・中華人民共和国主席が９月３日から５日まで朝鮮を公式親善訪問する。

総聯同胞故郷訪問団９月１４日に第５次出発

５泊６日の日程、各地から７１人参加

　第５次総聯同胞故郷訪問団が９月１４日から１９日まで、５泊６日の日程で南朝鮮の故郷を訪問する。

　訪問団は商工連合会の崔景植顧問を団長に、７１人（随行員７人、記者２人）。東日本の団員は成田空港、西日本の団員は関西空港を出発して仁川空港で合流。１５日から３泊４日の日程で生まれ故郷や家族、親せきを訪ねる。

中国駐日大使、総聯中央を訪問

　中国の武大偉・駐日特命全権新任大使が２４日、東京・千代田区の朝鮮会館を表敬訪問した。総聯中央の徐萬述議長、許宗萬責任副議長、各局長らが出迎え、親善的な雰囲気の中で談話を交わした。徐議長は、朝中両国首脳の交流を機に、両国の友好協力関係がいっそう発展することを願うと語った。武大使は、「総聯は他国の大使館より重要な存在」、赴任後最初に朝鮮会館を訪ねたと述べた。

国際通信を実現

羅先センターが操業

　羅先国際通信センターの操業式が２５日、現地で行われた。同センターの操業によって、貨物中継地、羅先地帯と国際および市内外の通信と情報通信が可能となる。東北アジア諸国間の経済発展と通信部門に関する協力もより強化される。なお同センターは、朝鮮逓信会社とタイ・ロックスレー太平洋株式会社、中国・吉林天宇建設株式会社の協力で建てられた。

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