同胞コミュニティー東西南北

幼稚班に英語教室を開設

姫路西青商会

ここに注目!

西播初中・アボジ会担う存在に
販売事業利益で英語教室
幹事会を月1回定例化

 兵庫・姫路西青商会(李富植会長)は、1999年1月に結成されました。この地域では、その7年前に西播朝鮮初中級学校アボジ会が結成され、学校と民族教育の発展のために尽力してきましたが、青商会では同校の保護者層より下の年齢層もターゲットにし、「アボジ会を担う人材を育てる」という方向で会を運営してきました。

 「子どもたちの未来のために」というスローガンのもと、これまで同校を支援するためのバザーなどを催してきたほか、昨年9月には同校附属幼稚班園児らを対象にした英語教室を開設し、管理運営にあたっています。国際化社会で活躍できる人材を育てるためで、朝鮮語と日本語、英語の3ヵ国語を話せるようにしたいと考えています。運営費用は、幹事らによる販売事業を通じて得た利益から捻出しています。今年4月に同校が高砂、姫路の両初級と統合した後は、加印青商会と一緒に販売を手がけています。

 またわが青商会では、つり大会やソフトボール、ゴルフ大会、新年会や忘年会などを通じて、会員間の親ぼくも深めています。

 学校を愛する運動や各種イベントを開催するにあたって改めて重要だと思ったことは、幹事会の定例化です。幹事らの仕事の都合上、一時は幹事会を定期的に運営することができませんでした。そのためイベントなどを日程どおりに開催することが出来なかったこともありました。しかし、会の結成目的、未来を担う子どもたちのためにも会を盛り上げなければと幹事全員で討議した末、今では第1水曜日の月1回、必ず幹事会を開くようになりました。

 その結果、実際に保護者である30代ばかりでなく20代後半の同胞にも、朝鮮学校と民族教育に対する理解を広げることができました。

 今後も学校を愛する運動を活動の柱にし、会を運営していきます。(幹事一同)

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