9月2日にミオフェスタ、京都
「子育て共に考えよう」
演劇、キャラクターショーなど
「子育てに悩むオモニたちに見て欲しい」
と練習に励む出演者ら(4日、京都市内)
京都府在住の同胞女性と子供たちが出演する「ミオフェスタ
in kyoto−輝く未来をセセデに−」が9月2日、京都市国際交流会館イベントホールで開かれる。主催は20、30代の同胞女性らによる「未来を育てるオモニの会(略称ミオ)」。
子育て真っ盛りのオモニと子供たちを対象にした行事で、昨年に続き2回目。昨年7月から実行委員会を結成し、準備を進めてきた。事務局を担当する朴錦淑さん(29)は「朝鮮人として日本でどう生きて行くのか、子供たちをどう育てていくのかについて、みんなで一緒に考えたい」と話す。 1部はスライドと劇「記念写真」。舞台は2世オモニの還暦祝いの場。祝いの場では成人学校で初めて朝鮮の読み書きと歴史を学び、女手一つで子供を育ててきたオモニの人生が紹介される。受けた教育の違いから子供と孫の反応は様々だ。「どこの同胞の家庭にもある題材を切り取った。私たちにとって大切なものが何かを訴えたい」(主人公を務める朴淳湖さん、39)。 2部は子供のための「ノリマダン(遊び場)」で、ウリマルによる「洪吉童伝」の読み聞かせや、キャラクターショーが上演される。(財)京都市国際交流協会が共催、京都コリアン生活センター「エルファ」が後援する。 問い合わせ=同実行委員会TEL 075・313・8957 |