同胞コミュニティー東西南北

同胞に感動と喜びを

岡山朝青舞踊部


新春講演会で行った講演後(1月)

ここに注目!

◆自分たちのてで地域を盛り上げる
同胞から惜しみない援助
ビデオ観て勉強も

 岡山には朝鮮歌舞団や文学芸術家同盟がないため、県下の同胞が集うイベントや対外行事が行われるたびに、広島や兵庫の朝鮮歌舞団に公演を依頼していました。

 でも以前から、地域の同胞社会を若い自分たちの手で盛り上げたいと思っていた初代責任者、孫圭南さんが、「朝鮮舞踊のサークルを結成しないか」と呼びかけたのをきっかけに、朝鮮舞踊が大好きな女子ら7人が集まりました。皆、朝鮮学校に通っていた頃、習っていた人たちです。

 そして、倉敷商工会主催の同胞忘年会でサムルノリを披露した一昨年の11月から「岡山朝青舞踊部」として正式に活動をスタートさせました。

 これまで、年末年始の恒例行事である忘年会や新春講演会をはじめ、敬老祝賀会などで公演を披露してきました。

 舞踊部の結成を誰よりも喜んでくれたのは同胞たちでした。民族の誇りを受け継ぐ若い朝青員の姿に大きな感銘を受けたという温かい励ましの言葉だけでなく、今後の活動に役立ててほしいと惜しみない援助も寄せられました。

 舞踊部を限りなく愛してくれる同胞たちから、私たち部員一同はたくさんの勇気と力をもらいました。

 この間、メンバー数は増え、現在は朝銀職員、学校教員、会社員、大学生など11人。練習は毎月第2、第4水曜日の夜、倉敷市の岡山朝鮮初中級学校で行っています。みな仕事や授業が終わったらすぐに飛んできて、楽しく汗を流しています。

 指導は、岡山初中の教師である全華順さんが担当しています。ただ踊るだけでなく、学校で使っているビデオを観賞しながら、基礎的な技術の勉強もしっかり行っています。

 今後も、舞踊を通して同胞たちにたくさんの感動と喜びを与えられるよう、より一層練習に励みたいと思います。(責任者・崔優実)

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