平和統一の実現を

6.15宣言1周年、京都で記念講演会


 6.15共同宣言発表1周年民族統一講演会(主催=同実行委員会)が17日、京都市のアバンティーホールで行われ、同胞と日本市民ら400人が参加。昨年の北南首脳会談に同行した南朝鮮・尚志大学の姜萬吉総長が、「統一、どうするのか」というテーマで講演した。

 姜氏は、6.15共同宣言の意義について、南北の政府当局者が戦争統一でも吸収統一でもない協商統一に合意し、北側の低い段階の連邦制案と南側の連合制案に共通点を見出したことだと強調した。

 また姜氏は、現在、わが民族はいかに平和的に統一を成就できるかどうかを問われており、これに失敗したら日本の植民地支配、民族分断に続く3度目の大きな失敗になってしまうと指摘。21世紀的な新しい形を模索し、必ず平和的統一を実現しようと述べた。

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