あの時、このひと言


 「民族性を与え、ウリマル(朝鮮語)を教える幼稚班、ウリハッキョ(朝鮮学校)の良い点を学父母と子どもたちに伝えたかった。だから、ウリマルを知らない子どもたちも理解できるように誰もがわかる童話を選んだ」(京都朝鮮第3初級学校付属幼稚班オモニ会メンバーの金清子さん。同オモニ会では、幼稚班で「1日体験保育」を行った際に手作りの児童劇を披露した)

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 「生徒たちは、学校の一歩外を出れば周囲がすべて日本語という『環境の支配』を受けている。学校と家庭、同胞社会が協力し、ウリマルを使える場を広げる必要があるでしょう」(朝鮮の平壌蒼光第1高等中学校のリ・ソノク講師。6月11〜23日に東京朝鮮中高級学校でウリマルの授業を行った)

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 「約3000人の卒業生がいるが、彼らはこんにち、民族の代、愛国の代を頼もしく引き継いでいる。彼らの知恵と情熱をひとつに結集して、今後もウリハッキョを発展させていくことが大きな課題だ」(総聯埼玉県本部の安正一委員長。埼玉朝鮮初中級学校創立以来、初めて結成された同校連合同窓会の席で)

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