あの時、このひと言


 「障害者とその家族が日本社会でチョソンサラム(朝鮮人)であることを隠さず、生きていくのは本当に大変なこと。同胞社会にも少なからぬ偏見がある。また、子供の成長とともに新しい問題が出てくるし、ほかにも兄弟へのケアなどつねに悩みは山積みしている。たとえその悩みをすべて解決できなくとも、ひとつずつよい方向に持っていけるよう、皆で考えていきたい」(6月2日に結成した「大阪ムジゲ会」の徐貞子会長)

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 「1人ひとりを大切に思い、接することができる家族のような支部をつくろう」(朝青神奈川・西横浜支部の金慶愛委員長)

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 「古代日本のあけぼのに、今の朝鮮民主主義人民共和国の故地、高句麗にたいへんお世話になった。…高句麗壁画のユネスコ文化遺産登録に協力するうえで役立ち、さらには東アジアの平和と南北朝鮮の統一への祈りをこめて展覧会を開催できたことは本当にうれしい」(日本画家でユネスコ親善大使の平山郁夫さん。4日から17日まで、東京・日本橋高島屋で「高句麗今昔を描く 平山郁夫」展が開かれている)

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