「朝鮮の戦争被害と戦後補償」
土屋訪朝団の報告集出版
今年の3月に朝鮮を訪問し、日本による植民地支配と侵略戦争の被害者と対面した「日本の戦後補償要求市民活動家代表団」(団長=土屋公献・元日本弁護士連合会会長)が活動報告をまとめた「朝鮮民主主義人民共和国の戦争被害と戦後補償―日本市民訪朝団の記録―」を出版した。同代表団は訪朝期間、性奴隷制、徴用、徴兵、原爆の各被害に関する調査を行い、朝・日政府間交渉の朝鮮側代表である鄭泰和・外務省巡回大使、「従軍慰安婦」・太平洋戦争被害者補償対策委員会所属の研究者、学者らと意見交換した。被害者の証言や研究者の報告などで構成されている。
頒価400円、問い合わせ=TEL 03・3237・0217(戦後補償ネットワーク) |