短信


南の市民団体、米軍部隊反対デモ

 江原道原州市にある米軍基地の油流出事故と関連した調査が50余日を経ても一向に進まないことに対し3日、環境運動連合、「韓国」女性団体連合など各市民団体らが基地の前で抗議集会を開き真相究明と被害補償を促した。

 環境運動連合のチェ・リョル事務総長は「事件発生から46日経つが、調査は進まず米軍は油流出の事実すらないと常識はずれな主張を繰り返している」としながら、米軍のごう慢な態度を糾弾し公式謝罪と被害補償を促していくと語った。

錦湖タイヤ労組、全面スト突入

 錦湖タイヤ労組が3日、全面ストに突入した。

 労組は前日の晩まで行われていた会社側との話し合いが決裂に終わったのを受けて、出勤とともにストに入った。

 前日の交渉で労組側は13.64%の賃金引き上げを要求したが、会社側はわずか8%の賃金引き上げと激励金30万ウォンの支給を約束した。

 しかし、その間行われた部分ストに関しては無給原則を適用すると主張し、協商は決裂した。

 交渉決裂にともない光州工場2400余人、谷城工場1600余人の計4000余人の労組員たちはそれぞれ集会を催すなどして全面ストを決行している。

 労使間では引き続き交渉を行う予定ではあるが、先月の26日から続いている部分ストを、「無労働、無給」にするという会社側の主張により新たな争点が生まれ、難航することが予想される。

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