同胞コミュニティー東西南北

リーグ加盟しハッキョ、アピール

中大阪初中・初級部、アボジソフトボールチーム


ソフトボールを通じウリハッキョの発展に尽くすアボジたち

ここに注目!

◆日本市民と交流
◆学校を愛する意識向上
◆毎週、日曜の早朝に練習

 中大阪朝鮮初中級学校・初級部アボジソフトボールチームは、1992年7月に結成されました。その年の秋季大会から「東成球友会」に加盟し、以後、春・秋季のリーグ戦と夏のトーナメント戦に欠かさず出場しています。

 「東成球友会」とは、大阪市東成区内にある幼、小、中学校に通う生徒、OBの父母たちによるソフトボールリーグです。アボジチーム結成の目的の1つは、このリーグに加盟し、地域の日本の人々との交流を通じて彼らにウリハッキョの存在を広く知らせ、少しでも民族教育に対する認識を深めてもらうことでした。

 リーグには40チーム、約700人の選手が登録されていますが、当初はウリハッキョの存在を知らない人がほとんどでした。しかし、アボジチームが上位に入賞するにつれ、彼らとの交流が深まり、理解が広がっていきました。

 またウリハッキョ運動場で交流試合も催しています。すがすがしい汗を共に流した後は、焼肉を食べながら話に花を咲かせています。市議会議員が交流会に参加し、激励することもあります。

 ソフトボールを通じて、アボジたちの学校を愛する意識も高まりました。例えば、学校の防壁のブロックとネットの建設問題が持ち上がった時は、「少しでも工事費をおさえよう」と、バットではなくツルハシを持って防壁の解体作業を夜遅くまでやりました。

 初級部アボジチームに刺激され、中大阪初中からは中級部アボジチームとオモニたちによる女子チームも「東成球友会」に加盟。現在は総勢45人のアボジ、オモニたちが毎週日曜の早朝から、ハッキョの運動場で練習に汗を流しています。

 今後もソフトボールを通じて、学父母らの親ぼくを深めるとともに近隣の日本市民との連帯を深め、ウリハッキョの発展のために尽くしていきます。(部員一同)

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