わが家の定番

スタミナ野菜カレー

ニンニク、ラッキョウを加え


 夫が10年前に十二指腸を患い手術をしてから、栄養のバランスにとくに注意を払うようになりましたね。心がけているのは、整腸には不可欠な繊維質を多くとること。そのためには野菜の摂取量を他の食材よりも増やすことが必要です。わが家では、料理を作って余った大根やキャベツ、タマネギ、ホウレンソウなどをごった煮にした、オリジナルの「野菜の水煮」を常に作り置きしておき、スープやチゲなどに入れています。天然の「野菜調味料」のような感覚です。今回、作るのは、この水煮をふんだんに使ったスタミナ野菜カレー。ニンニクを効かせたピリ辛風味は、夏バテ防止にもばっちりです。夫や子供たちにも好評なんですよ。(東京都台東区の李松子さん、65歳)

 [材料](6人分)

 豚肉のこま切れ400グラム、タマネギ1個、ニンジン100グラム、野菜の水煮(オタマ3杯が適量)、ニンニク数個、ラッキョウ数個、カレー粉、固形ブイヨン少量

  [作り方]

 @スライスしたニンニクを炒め、豚肉、薄切りのタマネギとニンジンを加えるAブイヨンと千切りのラッキョウを入れ約20分煮込むB水煮とカレー粉を加えさらに煮込む。

 [ワンポイントアドバイス]

 ポイントは、ニンニクとラッキョウをカレーに直接加えることですね。わが家ではたっぷり入れますが、好みで量を調節してください。タマネギとニンジンを炒める際、月桂樹の葉を香りづけに3、4枚加えると風味が増します。野菜の水煮は上記の通り、作り置きした物で、野菜を多くとるならオタマ4、5杯入れても構いません。カレー粉を入れる際、ラッキョウの漬け汁と野菜煮のダシ汁を少し加えると酸味が増しておいしいですよ。

日本語版TOPページ

 

会談の関連記事