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ホール売上3.3%減、経済産業省が発表
経済産業省は「特定サービス産業動態統計」(2001年4月度調査)を発表。今回調査対象となった法人が経営するパチンコ店は203事業所。 この調査によると、今年4月のパチンコホールの売上高増減率(前月比)は3.3%減少。前年同月比では1.4%の増加となった。また1事業所あたりの売上高は前年同月比0.7%減少、設置台1台あたりの売上高は同4.2%減少した。 調査対象のパチンコ店1事業所あたりの平均設置台数は318.7台で、前月比0.5台の増加となった。(パチンコビレッジ6月26日付) 空港での出入国手続きICカードで容易に 政府の新IT戦略本部(本部長・小泉純一郎首相)は26日、世界最先端の情報技術(IT)に接する機会を提供するため、複数のITモデル地区を設定することを決めた。 空港での出入国手続きをICカードで容易にできるようにする「交通ターミナル型モデル」、電子投票や電子医療を活用した「自治体型モデル」、家電製品の遠隔操作など家庭生活に直結した「多機能都市街区型モデル」の3つのパターンを想定している。26日夕の戦略会議で決定する2002年度の年次計画「e―Japan2002プログラム」に盛り込む。 「交通ターミナル型モデル」は、煩雑な出入国手続きなどが必要な空港を対象にする。パスポートのほかに個人情報を盛り込んだICカードを携帯させるか、パスポートにIC機能を持たせるか、いずれかの方法を検討。機械に提示すれば、瞬時に手続きが完了する仕組みを導入する。 これによって出入国の書類が不要になる。当面は日本人のみを対象にする。(日本経済新聞6月26日付) 外食市場規模、前年比0.1%マイナス 外食市場規模は、3年連続のマイナス――。外食産業総合調査研究センターの調査に基づく日経MJの推計によれば、2000年の外食市場規模は29兆842億円と、前年比0.1%のマイナスとなった。 しかし、一部の新興企業は異例の躍進を遂げた。その筆頭が、焼き肉店「牛角」を展開するレインズインターナショナルだ。 多くの飲食店が不況にあえぐなかヒット業態開発に成功した「勝ち組」企業に、投資家やフランチャンジーが「相乗り」を狙う傾向が強まっている。その結果が今回調査における急成長企業の続出だったと言える。(日経レストラン6月号) 店舗コンセプトに風水の要素取り込む デリレストラン「news DELI(ニューズ・デリ)」4店など7店を展開する、サンライズジャパン(東京都港区)が新店を相ついでオープンする。 6月21日、東京・銀座に、中国料理をベースとした多国籍料理の新業態「WANG′S GARDEN(ワンズガーデン)」を出店。 店舗コンセプトに風水の要素を取り込んだのが特徴で、鶏肉のコンフィをバンバンジーに仕立てた料理であれば「鶏肉とソースの黄色が金運を上げる」といった具合に、各メニューに関して、その料理が運勢に及ぼす作用の解説を付ける。 6月25日には、千葉の船橋に、テイクアウト専門の新業態「Global DELI(グローバル・デリ)」をオープン。 「news DELI」で蓄積したノウハウを生かして開発したエスニックや洋風、中国料理風など幅広いジャンルのサラダ類と、ロティサリーを使った肉料理も導入。約150アイテムの商品をそろえる。(日経レストラン・グルメネット6月20日付) |