同胞コミュニティー東西南北
地域で必要不可欠な存在に
朝青神奈川・横浜支部総合文化サークル「プッコチュ」
朝青19回大会2部で行われた「ウリノレ競演21」では見事優勝
(6月9日、東京)
ここに注目! |
◆歌、バンド、舞踏、サムルノリ |
◆民族性を追求 |
◆金剛山歌劇団とも共演 |
◆幅広い交流も |
「プッコチュ(青唐辛子)」は昨年5月に結成されました。現在、主に横浜市内に在住する約30人の同胞青年らが集い、歌、バンド、朝鮮舞踊、サムルノリの練習を行っています。
前身は、地域の朝青員らの間でバンドブームが巻き起こった3年前、より民族性あふれる芸術活動を行っていこうと結成した舞踊クラブ「ムルキムチ(水キムチ)」です。そこに、サムルノリを加え、当サークルが誕生しました。 私たちのメッセージは、「同胞社会の未来を担う若者たちは、こういった新しい感性とスタイルで民族性を守っていきます」ということ。結成以来、つねにこれをアピールしてきました。 ちなみに、プッコチュは朝鮮人がよく生のまま食べますが、唐辛子は朝鮮料理には欠かせない食材。音楽と舞踊を通じて民族性を追求する当サークルが、同胞社会のなかで必要不可欠な存在になろうという思いから、この名前をつけました。 技術的なことは、メンバーで元歌舞団の団員たちにみっちり教えてもらっています。 私たちの記念すべき初公演は、結成直後の昨年5月、関東各地から来た約3万5000人もの同胞らでにぎわった総聯結成45周年記念イベントの舞台でした。それもなんと、金剛山歌劇団とのジョイント。本当に素晴らしいデビューを飾ることができました。 それから約1年後の6月9日には、全国各地の朝青員らが集った在日本朝鮮青年同盟第19回大会で開催された「ウリノレ(朝鮮の歌)競演21」で歌とダンスを披露し、各地から10チームが出場したなか優勝することができました。 今後は、大きなイベントだけでなく、地域の同胞にもっと日常的に楽しんでもらえる活動を行っていくつもりです。また、民団をはじめ幅広い同胞青年らとの交流も育んでいきたいと思っています。 |