大胆、華麗、斬新さ

北南、在日同胞ら  書画交流展

書画交流展の会場で作品を見る作家たち(東京・飯田橋、6月14日) 遊び心いっぱいの「遊」(鄭賢植氏)

 朝鮮民族の長い歴史と伝統の中で磨きあげられた書画を一堂に展示する交流展が、14日から17日まで、東京・飯田橋セントラルプラザで盛大に開かれた。

 この催しは、高麗書芸研究会(張允植会長)の主催で開かれたもの。祖国からの賛助作品はもとより高麗書芸研究会、釜山書芸研究会(鄭賢植会長)など、南北朝鮮や在日同胞書芸家らの優れた作品が多数展示された。

 出展作品の中には、祖国統一の夜明けを伸びやかな筆で表した「平壌の出会い」(姜仙會作)、離れ離れに暮らす南の双子の妹を切々と歌った平壌のリ・ガクキョンさん(故人)の書「妹へ贈る詩」、さらに観賞者の目を引いたのは、釜山書芸研究会の鄭会長の一連の作品群だった。

 大胆、華麗、斬新、しかも、遊び心を失わぬ芸術性の高さに、会場からは思わずため息をもらす人もいた。

日本語版TOPページ

 

会談の関連記事