同胞コミュニティー東西南北

限りない愛を子供たちに

群馬初中オモニ会


低学年を対象に開かれる校内キャンプの手伝いも毎年行っている(15日)

ここに注目!

◆9月に安聖友マジックショウー
クラブ活動や低学年キャンプ支援、陶芸教室も開催
なんでもこなすオモニパワー

 群馬朝鮮初中級学校オモニ会は会長、副会長をはじめとする21人の役員が1つに団結し、学校を支援する様々な活動を行っています。

 毎年、5月の運動会では学校の運営を助けるために売店を出します。1年を通じて校内の清掃、クラブ活動の支援もし、2月のマラソン大会では豚汁を作り、卒業式では謝恩会の手伝いをします。

 低学年児童の自立性を育てることを目的とした校内キャンプも積極的に手伝っています。今年は今月15、16日に開催されたのですが、子供たちと一緒にドッジボールやかけっこをしました。

 子供たちの情緒を育む課外活動の場も提供しています。昨年は陶芸家の先生を学校に招き、中学生を対象に陶芸教室を開きました。多感な子供たちが思い思いの器を作る姿は、実に微笑ましいものでした。9月には女性同盟本部とともに安聖友さん(大阪朝高出身)のマジックショーを開きます。

 地方自治体に教育助成金の支給、増額を求める活動も行っています。日本政府は朝鮮学校を制度的に差別し、助成を実施していません。県や市の補助金も微々たるものです。オモニ会では教育会の理事らとともに、朝鮮学校を正規の学校として認め、助成を支給するよう、県や市に求めています。

 このように、オモニ会は一年中動き回っています。とくに役員たちはとても忙しく、家事もままならないことが多いのですが、そこは夫や家族の支えでカバーしています。学校のため、子供たちのためならどんなことでもやってのけるオモニパワーは、きっと1世のパワーを受け継いだものだと思います。こんなオモニたちに支えられ、群馬初中の生徒たちはみんないい子に育っています。

 子供たちが朝鮮人として堂々と生きられる道筋を作ることが、私たちの責任だと思っています。今年も頑張ります(役員一同)

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