民族舞踏をひろう

日朝芸能隊「ハナ」


 「第54回日田川開き観光祭」(主催=日田まつり振興会)が5月26〜27日の両日、大分県日田市内で行われ、2日目のパレードに福岡朝鮮歌舞団と福岡朝鮮初中級学校の舞踊部員らが参加した。

 歌舞団と同校の舞踊部員らは、5年前に日田市民と日朝芸能隊「ハナ(ひとつ)」を結成。当日は57万人の観衆が見守るなか、59の団体とともに、市街中心部の1.5キロメートルを踊り歩いた。

 前日には、同校と日本学校生徒らが朝・日友好団体「ムジゲの会」会員宅にホームステイした。

 世話人を務めた大分青商会の朴龍哲幹事長(35)は、「たった2日間、一緒に過ごしたウリハッキョと日本学校の生徒らが、別れ際に大粒の涙を流しながらかたい握手を交わしている姿に胸が熱くなった。継続は力なり。これからも朝・日の友好の輪をしっかり広げていきたい」と語った。

 日朝芸能隊「ハナ」には、主催者から技能賞が贈られた。
【福岡初中】

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