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朝大創立45周年、朝・日フェスティバル
18人に教授、副教授学職、3人に同窓会奨励賞 朝鮮大学校創立45周年行事が15日と17日の両日、東京・小平市の同校で行われた。15日には、記念大会と公演、宴会、同校同窓会奨励賞の第1回授与式などが行われ、在校生、教職員、卒業生、同胞学父母ら1500余人が参加した。記念大会には総聯中央の徐萬述議長、許宗萬責任副議長、゙令鉉副議長、「益柱教育局長、南時雨学長らが参加。徐議長が祝賀あいさつ、南学長が報告をした。大会では、金正日総書記から送られてきた大同江の貝の標本29種1セットと写真解説集1冊を許責任副議長が南学長に伝達した。また18人の教員に教授、副教授学職を授与することに関する朝鮮学位学職授与委員会の決定に基づき、徐議長が教授、副教授証を伝達した。同校同窓会奨励賞には3人の卒業生が輝き、賞杯と副賞として50万円が渡された。一方、17日には朝・日友好を目的にしたフェスティバルが行われ、同胞と日本市民ら3800余人が参加した。フェスティバルでは、在学生による芸術公演やファッションショー、サムルノリなどが催された。 立派な朝鮮青年に 日本の大学生ら京都中高訪問 京都市国際交流協会主催の「ハングル講座」を受講している日本の大学生、南の留学生ら54人が9日、京都朝鮮中高級学校(左京区)を訪問した。 受講生らは、授業参観し、高2の生徒との座談会に参加。カヤグム部など各サークルを見学した。 見学後、李宗一校長が、同校の沿革、「各種学校」扱いによって受けている民族的差別や置かれた現状、今後の目標と方針などについて説明した。受講生らは、民族差別について怒りを表しながら、「授業がすべて朝鮮語で行われていることに驚き、感動した。今後も民族教育を発展させ、立派な朝鮮青年に育ってほしい」と一様に語っていた。【京都中高】 基本合意履行を議題に 米大統領の協議再開提案で朝鮮外務省が談話 米ブッシュ大統領が朝米協議を再開しようとの声明を発表したことと関連し、朝鮮外務省スポークスマンは18日、要旨次のような談話を発表した。 米新政府が4ヵ月間も一方的に中断してきた協議を再開するとしたことは留意すべきことだが、われわれは真の意図に注目せざるを得ない。米国は前提条件なしの協議再開を呼びかけながら、双方がテーブルにつく前にわれわれの核・ミサイルや通常兵力と関連した問題を議題として一方的に定め公開したが、これはわれわれを武装解除しようとするものだ。米国に対話を再開する意志があるならば、双方が公約した朝米基本合意文と朝米共同コミュニケで合意した事項を履行するための問題を議題にすべきだ。(朝鮮通信) 朝鮮全域、大干ばつ 100余日続き農作物に被害 14日発朝鮮中央通信は、乾燥した大陸性高気圧の影響により、最悪の長期干ばつが朝鮮全域を襲っていると伝えた。 気象水文局中央予報研究所の通報によると、3月4日から今までの100余日間、観測以来初の大干ばつであり、この間の降水量は全国平均18.3ミリで、平年の11%に過ぎない。 高温現象も観測以来の最高値を記録。 とくに4、5月の数日間、開城、沙里院、咸興、元山、恵山などの地方で日中の最高気温は平年より12〜13度高く、全国的には平年より3度高かった。 現在、耕土乾燥深度は25センチ以上で、トウモロコシと小麦、大麦、ジャガイモなどの作物の成長は困難になっている。かんがい用水の不足で田植えもほとんど中断、植えた苗も枯れている。(朝鮮通信) 米軍問題研究委結成 南の弁護士11人構成 ソウルからの報道によると、南朝鮮で8日、米軍犯罪専門の法律組織である米軍問題研究委員会が結成された。 同委は、民主社会のための弁護士会傘下の弁護士11人を中心に構成され、「在韓米軍地域協定」(SOFA)などを平等なものに再改定し、環境破壊と事故など米軍と関連するすべての犯罪に対処していく。(朝鮮通信) 北南共同宣言の実践を 仏教徒が同時法会 6.15北南共同宣言発表1周年に際し、共同宣言の実践を誓う北南仏教徒同時法会が15日、北の各寺院で行われ、朝鮮仏教徒連盟中央委員会と各道、市、郡委員会の聖職者、僧侶、信徒らが参加した。(朝鮮通信) |