同胞コミュニティー東西南北

情熱と行動で地域の活性化を

在日本朝鮮京都府右京青商会


結成大会は、地域の同胞70人が集い盛況だった

ここに注目!

◆8月に初企画、家族が楽しめる野外イベント
◆民族教育支援、経済ネットワークの強化、会員の交流を柱に

 在日本朝鮮京都府右京青年商工会は、4月22日に結成されたばかりですが、そもそもの始まりは2年前、5人の同胞が呼びかけて開いた「30、40代の集い」でした。

 第1弾は家族ぐるみの焼肉大会で、第2弾は海水浴でした。この2回の企画を通じて、地域の同胞同士が親ぼくを深めるとともに、同胞社会の未来、子供たちのためにわれわれの世代が何をすべきか、考えるようになりました。

 そしてその後も、右京地域に住む京都府青商会の幹事らを中心に同世代の輪を広げ、地域の同胞社会に寄与する活動を続けました。

 京都、滋賀の朝鮮初級学校と南の初等学校の児童が統一チームを組んだ「ワンコリアサッカーフェスティバル」や焼肉パーティーの開催に取り組む過程で、同胞社会、その未来を担う子供たちへの思いはもっと強くなりました。そうした思いを実現していく場として地域青商会を結成しようと、今年1月、結成準備委員会を発足させました。

 「子供たちのために出来ることは何だろう」「1世が残してくれた財産を受け継ぐためにわれわれの世代は何をすべきだろう」。準備委では今後の活動について真剣な議論を続けました。

 そうした過程を経て、決められた活動の柱は、@京都朝鮮第2初級学校をはじめとする民族教育の支援A経済ネットワークの強化B会員の交流と家族同士の親ぼく。こうした活動を通じて右京区内に住む20、30代の同胞青年のネットワークを広げていきます。

 最も力を入れる活動は、民族教育への支援です。青商会のスローガンである「子供たちの未来のため」、汗を流します。

 結成後初の行事として、八月に家族ぐるみで楽しめる野外イベントを開く予定です。(幹事一同)

日本語版TOPページ

 

会談の関連記事