知ってトクする−大衆薬の使い方

薬と上手につきあおう


 人間の体は約70兆個の細胞でできている。

 健康を維持していくためには、それらの調和が必要で、食事、運動、休養といった日常生活の自己管理が欠かせない。

 しかし、病気になってしまったら薬の助けも必要だ。

 いざというときに、すぐ役に立つ大衆薬は家庭の必需品だ。上手に利用することをすすめる。

◇大衆薬を買うとき

 購入する際は、症状、アレルギーや副作用の経験、ほかにのんでいる薬、妊娠の有無などを薬局・薬店に伝える。

◇大衆薬を使用するとき

 説明書を必ずよく読んでから使用しよう。説明書には新しい情報が追加されている場合があるので、いつも使っている薬でも購入するたびに説明書を読む習慣をつける。また、薬によって異なるが、症状が改善されない場合は薬局・薬店に相談するか、または医師の診察を受けよう。

◇のみ合わせに気をつける

 薬と薬ののみ合わせ(相互作用)によって、副作用のでる場合がある。薬局・薬店で薬を買うとき、病院などでもらった薬をのんでいる場合は、そのことを伝えよう。また、病院で薬を処方してもらう場合も、医師や薬剤師に今のんでいる薬(大衆薬、漢方薬を含めて)を伝えよう。

 2種類以上の薬を服用するときは、自己判断せず、薬局・薬店に相談しよう。

 【注意】薬を買い求める際には、包装をよく確かめ、万一不審なものは、店の人に相談することをすすめる。
(日本大衆薬工業協会発行「知ってトクする大衆薬の正しい使いかた」より)

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